不動産投資型クラウドファンディングの「CAMEL(キャメル)」の話題です。
募集中のファンド内容と、特典を紹介。相変わらずの豪華特典でこれだいじょうぶか? などと思ってしまいます。
<目次>
CAMEL39号ファンド
CAMELで募集されている39号ファンドの内容です。
・CAMEL39号 茨城土浦データセンター第Ⅰ期
募集期間:2025/7/25 10:00~(先着式・後入金)
予定年利:10%
運用期間:約13ヶ月
募集金額:5億6,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率3%程度

CAMEL39号は、茨城県土浦市沢辺のデータセンター開発に伴う用地取得を目的としたものです。
今回開発予定のデータセンターはコンテナ型データセンターと呼ばれ、コンテナの中に必要な設備やインフラが集約されたポータブルなもので、短期間で構築できることや移転・増設が比較的容易に可能という特徴を有します。
またコンテナ型データセンターは、必要な時以外は無人などいくつかの条件を満たすと建築物として扱われないため、建築確認等の行政手続きが不要になり設置までの期間を短縮できることが強みです。

対象土地は現状で山林であり、この部分に1~3期に分けてデータセンターの開発用地を造成していく計画です。
不動産は現況で収益を生むものではないため、キャピタル部分が100%の純開発型ファンドということになります。つまりデータセンター開発が首尾良く進むかどうかが最大のリスクでしょう。
相変わらずの豪華特典
これまでもCAMEL案件では様々な特典が付いたファンドを募集してきましたが、今回の39号ファンドや他に募集されているファンドにも豪華な特典が付いています。

投資額10万円以上 → JINBO MINAMI AOYAMA 焼き目つきハンバーグ
投資額20万円以上 → 鳥ZEN亭 手羽元カレー
投資額50万円以上 → 神戸牛すき焼き肉
投資額100万円以上 → 匠ブランジェトースター
投資額200万円以上 → Dyson Purifier Humidity + Cool
*いずれか一つであり、重複は無し
正直なところCAMELのファンドについては特典が豪華すぎて大丈夫かと思わなくもないのですが、それなりに資金があるならこういうファンドにも分散投資できるのがクラファンの良いところです。
リスクをあまり取りたくないという人もいて当然、ファンドの一つ二つにリスクを負っても全体で高リターン(と特典)があるならいいという人もいて当然。私はどちらかと言えば後者寄りです。
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今後の改善点
一方でCAMELのファンドについては、主にファンド説明についていくつかの改善点があると思います。
例えば今回のファンドで言えば、データセンターの開発計画が明らかにされていないこと。
コンテナ型データセンターが建築確認が不要なのは分かりますが、広い範囲にデータセンターを建築しようとすれば事前の折衝ごとは当然あったはずですし、協業先(あるいは用地の想定売却先)もある程度目処が立っているでしょう。であれば、そういった情報をファンドに掲載するべきだと思います。
また今回のファンドは土地を購入してデータセンター用地として開発し売却する、つまり出口部分のキャピタルが分配原資のはずですが、その割には運用期間中に3ヶ月ごとの分配があります。
土地を購入した時点でマスターリースを締結するならこういったスキームも可能ですが、であれば余計な誤解や疑念を生まないためにもファンドの説明に言及すべきでしょう。
こういった細部をきちんとすることがファンドの信頼性、ひいては事業者の信頼性を構築していくものだと思います。

