新しい不動産投資型クラウドファンディングの紹介です。
初回ファンドは特典込みで「年利18%相当」と大盤振舞。話題の作り方がうまいと感じました。
<目次>
K-FUNDのおさらい

「K-FUND」は株式会社カワムラ建設が運営する、不動産投資型のクラウドファンディング。
カワムラ建設は都市再開発事業、バリューアップ事業やリゾート開発事業を行う総合不動産会社。金融機関以外の資金調達経路を確保し事業を展開していくため、クラウドファンディングに参入したと推測されます。
K-FUNDは下記の第1号ファンドから借入を併用しています。借入を併用することは不動産投資においては王道の手段なので、特に問題はないでしょう(もちろんファンドの中身をよく確認することを前提にして)。
K-FUNDの別の特徴として、出資者特典が予告されていることが挙げられます。今後はカワムラ建設が運営する熱海や伊豆の貸別荘、もしくは名産品やグッズなどが特典として登場する予定です。
1号ファンド
K-FUNDの1号ファンドは、すでに募集が開始されています。
・マンション用地開発ファンド (K-FUND1号)
募集開始:10/7 12:00~10/14 19:00(抽選式・後入金)
予定年利:12%+Amazonギフト3%
運用期間:6ヶ月
募集金額:1億円
保全など:優先劣後方式 優先出資33.6%・劣後出資9.4%・借入57%

対象物件は神奈川県横浜市鶴見区のJR鶴見駅から徒歩13分に位置する土地368.16㎡、及び建物。
入居中のテナントとは2026年1月中旬までの退去で合意しており、退去後に建物を解体し更地での売却を行う予定です。
売却先としては大手不動産ディベロッパーから買付証明書を受領済、ただし買付証明書の時点では売却は確定していません。
そのため万が一売却が困難となった場合には対象不動産を買い戻し、出資金の償還配当を行うというサブストーリーが用意されています。

K-FUND1号は初回ファンドということで、投資額の3%にあたるAmazonギフトが上限無く付与される太っ腹な特典付き。
特典込みの年利は18%になり、お祭りファンドと言えるでしょう。
投資判断について
昨今の色々な出来事から、年利10%以上などの高すぎる案件はおかしい、詐欺ではないかという意見が出てくるのは十分予想されます。
実際に本案件がどうかと言われれば、私は特に問題ないと判断します(投資としてリスクが無いとは言ってません)。
なにせ初回案件ですから、ここで話題をさらって会員を獲得し次の投資へ繋げたいと考えるのは当然の経営戦略。そのために900万円(優先出資1億円×年利18%×6ヶ月分)くらいの費用を出したところで、後を考えれば安いものでしょう。そもそもクラウドファンディングのプラットホームを作るだけでも1,000万円前後あるいはそれ以上の費用がかかるのですから、初回ファンドからコケさせるような事はしないと考えるのが自然です。

初回お祭り案件ということで、私は100万円投資済です。
すでに募集額の3倍以上の応募が集まっていますが、運試しにはちょうど良いでしょう。K-FUNDに興味がある方は、当ブログの広告を利用いただければ励みになります!

