不動産投資型サービスの「BATSUNAGU(バツナグ)」の話題です。
情報公開の形はサービスごとに様々ですが、BATSUNAGUのそれは一つの見本となるのではないでしょうか。
<目次>
BATSUNAGUの月次報告

私はBATSUNAGUで3案件×各50万円を投資しており、それぞれの投資対象からは毎月定期報告が送られてきます。
内容は投資家限定情報なので詳細は書けませんが、ファンド対象における月次の収入、支出、トピック、現況の写真などがあり、現在ファンド対象不動産がどういう状況でどのように運用されているのかが分かるようになっています。
このような定期報告は他のサービスでも是非導入して欲しいところで、インカム型(賃料収入が配当原資)であってもキャピタル型(売却益が配当原資)であっても、少なくとも四半期毎には現況を写真入りで報告してもらいたいと考えます。
現在私は不動産クラウドファンディング協会の検討会委員になっていますので、この点については折を見て各サービスへの要求事項として要望を上げていくようにします。実現するかどうかは分かりませんが、同じように考えている投資家は多いでしょうから事業者としてはサービスと顧客満足度向上の一環として検討する価値はあるのではないでしょうか。
(参考記事)
www.sallowsl.com
現在の投資状況
BATSUNAGUでの現在の投資状況をまとめます。
「新宿区歌舞伎町 店舗事務所ビル区分 再生ファンド」、「沖縄県国頭郡恩納村 青の洞窟至近エリア 別荘再生ファンド」 各50万円投資・運用中

「新潟県出雲崎町 第二期 海の家再生ファンド」予定通り運用終了→10/31償還予定

ここ最近BATSUNAGUでは短期間ファンドが多く登場していました。運用期間が短いのはリスクが抑制されるので良いことなのですが、その分入出金の煩雑さがあったり資金拘束期間が相対的に長くなったりと課題もあります。
なので個人的には短期間ファンドにはそこまで投資していません。せめて6ヶ月は欲しいというのが正直なところ。BATSUNAGUでそういったファンドが登場したら、また資金を投入したいと思います。
TREC FUNDINGの月次報告
月次報告がしっかりしている事業者と言えば、上場会社のトーセイ社が運営する「TREC FUNDING」も外せません。
こちらも運用しているファンドについて毎月入居者の増減など詳細の報告があり、投資家の安心感につながっています。
(月次報告の例)

TREC FUNDINGにはさらに大きな特徴があり、それは「償還済のファンドが全てアップサイド配当を実現している」という点。
公式サイトに掲載されているTREC1号・2号・3号のみならず、すでに償還されたTREC6号・9号・11号でもアップサイドを達成しており、TRECの目利きと運用の優秀さを物語っています。

ファンドの募集頻度が少ないのが玉に瑕ではありますが、次回ファンドが登場したらぜひ投資したい事業者の一つです。
(参考記事)
www.sallowsl.com



