老舗の不動産投資型クラウドファンディング、「CREAL(クリアル)」の話題です。
次のファンドが公開されました。今回も大型・長期間のファンドですが、物件は確かです。
<目次>
CREALのキャンペーン

CREALでは、新規登録や初回投資でAmazonギフトがもれなくもらえるキャンペーンを実施しています。
期限は未定ですが、予告なく終了する場合が予想されますので興味ある方はお急ぎください。投資家登録のみで2,000円がもらえる太っ腹な内容です!
条件 CREALに新規投資家登録、もしくは新規登録後に50万円以上の初回投資を行う
(会員登録から60日以内の投資家登録や初回投資が必要)
確認方法 対象者には会員登録後、「キャンペーン対象のお知らせ」というメールが送られます
プレゼント内容 下記の通り、②~⑤はいずれか一つの適用
プレゼント配布時期 対象条件を満たした月の翌月最終営業日にAmazonギフトカードを送付
(条件とAmazonギフトの額)

大阪(城北・布施)のレジデンスファンド
CREALで予告されているのは、大阪の城北及び布施のレジデンスを対象としたファンドです。
・大阪レジデンス(城北・布施)
募集期間:2025/10/31 20:00~2025/11/11 20:00(先着式・前入金)
予定年利:6%+アップサイド可能性あり
運用期間:36ヶ月
募集金額:24億1,000万円
保全など:SPCによる倒産隔離、借入有り(LTV 50.7%)

「大阪レジデンス(城北・布施)」の対象物件は2つの不動産。
大阪市都島区大東町にある「プレジオ城北」と、東大阪市足代北にある「プレジオ布施ASIAN」です。
プレジオ城北 竣工:2021年10月 敷地面積:915.57㎡ 総戸数:84戸
プレジオ布施ASIAN 竣工:2021年11月 敷地面積:911.34㎡ 総戸数:84戸
大阪市にある総合不動産会社プレジオ社100%子会社、ベイシス社との間でファンド運用期間中のマスターリース契約を締結します。
ただし今回のマスターリースは固定賃料ではなく賃料収入に連動しているため、退去が相次ぐなどの場合は配当が減少する可能性があります(もちろんその逆もあり得ます)。
2つの物件は個別に売却活動を行い、売却額が想定を超えた場合はキャピタル配当にアップサイドが乗る可能性もあるファンドです。一方で本ファンドは金融期間からの借入を含み、ファンド規模の約半分(50.7%)が借入となっています。
ファンドの特徴と投資判断
クリアル社が不特法の3号・4号許可を取得してから、CREALでは大型かつ比較的長期の案件が多く登場するようになりました。
これまでファンドの不動産はクリアル社が所有していたため、多くのファンドを抱えると同社のB/Sが重くなり、また表面的にはROAや自己資産比率が低下するなど財務的には悪い影響をもたらしていました(クリアル社は上場会社なので、なおのこと)。
3号・4号許可により特別目的会社(SPC)が対象不動産を所有することになり、不動産をB/Sからオフバランスすることができるようになり、CREALで大型案件を取り扱う下地が整ったと言えるでしょう。
結果として現在のCREALで扱う案件は、クラウドファンディングから不動産ST(セキュリティ・トークン)に一歩踏み込んだ性質を持つ(*)と考えられます。これは案件の大型化という意味もありますし、機関投資家やプロ投資家をプレイヤーとして呼び込むという意味も含みます。
*税制面は除きます
本案件は運用期間こそ長期ですが、プロ投資家の出資にも耐えうる構造となっています。
配当が若干変動することは呑み込んでも、大型で安定性の高い不動産に投資したいという人向けのファンドと言えるでしょう。私も投資したいのですが、資金回転が間に合うかどうか。
(参考記事)
www.sallowsl.com
(現在のCREALでの投資状況)



