不動産投資型クラウドファンディングから、2つのファンドを紹介します。
今回のファンドは両方、短期間の運用期間という特徴があります。合わせて私の短期ファンドに対する考え方も紹介。

<目次>
千歳市内の新築ファンド
ナインファンドで予告されているのは、同社初となる千歳市内の物件を対象としたファンドです。
・NINE FUND Vol.12
募集開始:11/17 9:00~11/21 11:59(抽選式・後入金)
予定年利:8.5%
運用期間:約3ヶ月
募集金額:1億円
保全など:優先劣後方式 全体に対する劣後比率約53%・借入あり

今回のファンドはNINE FUND初、千歳市内の物件を対象としたファンドです。
JR千歳駅から徒歩6分、NINE FUNDの運営会社及びグループ会社が企画~建築を行う新築物件で、完成は2026年1月末頃を予定。
前回のVol.11のようなブリッジファンド(ファンド募集時点で売却先が決定しているファンド)ではありませんが、複数の法人・個人から購入申込みを受領している状態とのことです。
*ただし不動産取引の性質上、売却契約の締結=売却の決済確定ではないことに注意が必要です。
ファンドには借入が含まれますが、前回同様借入金・優先出資・劣後出資が明記されているのは透明性の点で好評価です。
(ファンド総事業費内訳:借入金115,000千円/優先出資100,000千円/劣後出資245,000千円、劣後比率53%)
ファンドのEXITは外部売却、ただしファンド運用期間中に売却が困難になった場合は事業者が買い戻すことになっています。運用期間と劣後比率、EXITのストーリーから考えてかなり堅い案件と判断します。
TAMBO ブリッジファンド
TAMBO(タンボー)からは、売却先が決定しているブリッジファンドが募集予定です。こちらは先着式です。
・TAMBO 札幌市白石区ブリッジファンドⅡ
募集期間:2025/11/21 19:00~(先着式・後入金)
予定年利:7.2%
運用期間:3ヶ月
募集金額:9,500万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率21%

対象不動産は札幌市白石区の共同住宅(鉄筋コンクリート造4階建・1LDK×16戸)で、地下鉄東西線「南郷13丁目」駅から徒歩1分の場所にあります。
この物件をTAMBOの運営会社であるルーフトップリアルティー社が取得後、法人の買主へ売却することで合意は取れているものの、契約締結は不動産の所有権移転登記が完了した後という条件が付されているため現時点では未契約。
12月10日にTAMBOの運営会社が物件の引き渡しを受け、そこから売買契約を締結し売却先を行うまでの資金を調達するブリッジファンドとなります。
また本ファンドには配当保証期間が設定されており、もし売買スケジュールの都合により早期償還になった場合でも、2ヶ月分の利益配当は保証されています。
売買契約の締結は未了ですが、本物件も先のNINE FUNDと同じく堅い物件と判断します。
短期ファンドに関する私の方針
クラウドファンディングにおける短期ファンドについて、以下で私の方針を紹介します。なおこの考え方は一般的なものでも多数派のものでもないことはご了承ください。
(ここで言う短期ファンドとは、おおむね6ヶ月以内の運用期間を言います)
短期ファンドについて、私はあまり積極的には投資しません。
理由ですが、私の場合クラウドファンディング投資においてファンド分散投資を最優先しているため、どうしても投資するファンドの数が多くなる傾向があります。具体的には200~250くらい。
このようなポートフォリオの中に短期ファンドを多く組み入れると、月あたりの償還金額が今以上に増えてしまうという問題が生じます。償還がデポジット口座に行われる+償還のタイミングでちょうど次のファンドが登場するのならいいのですが、世の中そんなにうまく出来ているわけもなく。
そういった事情で私は積極的な投資は行いませんが、運用期間が短期のファンドはリスクが抑えられることは間違いありません。上記2つのファンドも、リスクの割にリターンが高い魅力的なファンドだと判断しています。


