不動産投資型クラウドファンディングの「T's Funding」を紹介します。
沖縄初の不動産特定共同事業許可を取得した事業者によるサービスで、インカム収益による安定した運用が特徴です。
<目次>
事業者とサービスの紹介

T's Fundingは、沖縄県那覇市に本社を置くタマキホーム株式会社が運営するクラウドファンディングです。
タマキホーム社は1998年に設立された会社で、主に不動産関連事業を展開しています。設計・施工・管理・仲介などをワンストップで対応可能なこと、また地場企業として協力企業との密な連携を特徴としている会社です。
2022年1月には沖縄県知事第1号の不動産特定共同事業許可を取得し、同年6月からクラウドファンディングの「T's Funding」を開始しました。
タマキホーム社は、設立40年以上の歴史を持つ環(たまき)グループの中核企業。
環グループは沖縄環境開発社としてスタートし、その後建設業に本格参入しました。沖縄が本土復帰した後の経済成長期に住宅需要が高まったことを受け、ビジネスを展開してきた地元不動産グループです。
タマキホーム社、代表取締役の「玉城公之」氏や役員に関してネット及びAIでの調査を行ったところ、ネガティブな情報は確認されませんでした。
また非上場ながらも財務状況は良好で、事業者としての安定性も高いと判断しています。
サービスの特徴とランク制度

T's Fundingのサービス内容や公式サイトの文言から読み取れるのは、安全性を最優先とした姿勢です。
安全性を追求する取り組みは「プロシェア不動産」と呼称されていて、プロの不動産事業者であるタマキホーム社と投資家の間でリスクを共有する仕組みです。
具体的にはインカム収益をメインにした安定的ファンドを組成し、かつ劣後出資が20%以上というもの。実際に直近3つの有期限ファンド(T-35号、T-36号、T-37号)を調べたところ、劣後比率は36.4%、46.4%、51.2%とインカム型としては極めて高い水準となっていました。
その分利率としては抑えめになりますが、安全性を最優先する投資家向けのサービスと言えるでしょう。

T's Fundingにはランク制度があり、長く・多く投資する投資家への還元が行われています。
前年1年の合計出資額に応じ、年間200万円以上からTFポイントが付与されます。TFポイントは1ポイント=10,000円としてファンド出資時に利用でき、実質的には現金のキャッシュバックと同様の特典となります。
ファンドの特徴
T's Fundingで組成されるファンドの特徴は以下の通り。またこれまでも紹介した通り、T's Fundingのファンドは利率は控えめながら安全性を最優先した作りになっている印象を強く持ちました。
・ファンドの組成頻度 1ヶ月に1度程度
・ファンドの規模 数千万円
・運用期間 3~12ヶ月
・利率 年利4.5%程度

またT's Fundingの大きな特徴は、運用期間の無いファンドも募集している点です。
通常のクラウドファンディングではあらかじめ決められた運用期間がありますが、「T’s Funding MT-1号」には運用期間の定めがなく、不動産の短期的な価格変動に左右されない安定した資産運用を目指しています。

と言っても完全に無期限ではなく、事業者が最適と判断すれば不動産の売却を判断できるほか、運用期間中でも投資家間で出資持分の売買も可能です。
無期限ファンド第1回のT’s Funding MT-1号は、3,500万円の募集枠に対し約180%の応募がある人気ファンドとなりました。今後の無期限ファンド第2回にも期待です。

