不動産投資型の「利回り不動産」の話題です。
直近の大型ファンドが募集中止となりました。今回はこの件についての所感を記事にします。
<目次>
大型ファンドの募集中止
利回り不動産で募集が行われた84号ファンドが、募集期間途中で中止となりました。
・利回り不動産84号ファンド(大阪心斎橋プロジェクト フェーズ1)
(募集時の条件)
予定年利:12.1%+上振れ可能性あり
運用期間:12ヶ月
募集金額:18億4,500万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率10%

84号ファンドの対象だったのは、大阪市中央区東心斎橋一丁目にある一棟ビル「朝日プラザ心斎橋東」。鉄骨鉄筋コンクリート、地下1階・地上8階建、1980年10月築です。
募集期間は3/16~4/8だったところ、4/2に募集が中止。以下は中止のお知らせの引用となります。
この度、「利回り不動産第84号ファンド(大阪心斎橋プロジェクト フェーズ1)」(以下「本ファンド」)につきまして、募集中止といたしましたので、お知らせいたします。お申込いただいた会員様並びにご投資をご検討いただいた皆様には、ご期待に添えない結果となり、深くお詫び申し上げます。
なお、本ファンドにお申込みいただいた会員様へは、別途詳細についてEメールにてご案内いたします。
私を含め84号ファンドに申し込んだ人には、もう少し詳細な情報がメールで送られています。限定情報となるためそのまま掲載することはできませんが、想定外の事象のために急ブレーキを踏んで募集中止を決めたというのが概略です。
利回り不動産の中の人には知り合いがいるので、聞いたらもしかしたら断片的な情報くらいは教えてもらえるかもしれませんが、教えてもらったところで公開できない情報ですし、今はドタバタでそれどころではないと思うのでやめておきます。
募集中止の所感
まず今回の募集中止ですが、利回り不動産を運営するワイズホールディングス社の責によらない理由によるものです。
ファンド組成時に起こりうる事象を予見して対策しておくのは当然ですが、それでも想定外というのは起こりうるわけでして。すべての想定外に対応すべきというのは、ただの理想論です。
(それはそうと高利回り+アップサイド可能性+特典付きだったので、投資できなかったのは残念ですが)
20億円弱という大規模なファンドを組成し多くのお金を集めるには、多くの労力と費用がかかったことは想像に難くありません。私はブログを運営して利回り不動産と提携していますので、実際かなりの広告費用がかかっているだろうと推測できます。
多くの労力と費用をかけた計画に不確実性が発生した時、人は頭では分かっていてもサンクコストを無視できないもの。それだけにサンクコストを切り離して正しい判断を行ったことは評価されるべきと考えます。
ということで今回は残念でしたが、個人的には利回り不動産への信頼度はプラスになりました。次の案件に期待です。

