沖縄発のクラウドファンディング事業者、「Pocket Funding(ポケットファンディング)」の話題です。
先日、募集予定だった案件が突然中止(別の資金調達をすることになったため)してしまったポケットファンディングですが、ここにきて良いニュースが届きました。
特別利率のキャンペーンファンドの内容を紹介します。私も投資予定です。
<目次>
「沖縄中部ファンド25号」案件の概略
「コロナに負けるな! ~がんばろう日本・キャンペーンファンド~」と銘打った今回のファンドは、もともと年度末の大盤振舞でした。
それが都合により一度キャンセルになり、改めて新年度に募集されることになりました。
・沖縄中部ファンド25号(一次募集)
募集開始:4/8 12:30~
予定利率:7%
募集期間:6ヶ月
募集総額:4,000万円
ポケットファンディングの通常ファンドの利率が5%台ということを考えると、7%は破格でしょう。
しかも募集総額は8,000万円という、通常案件と比べて大型。これはかなり期待できそうです。
「沖縄中部ファンド25号」担保と詳細条件
「沖縄中部ファンド25号」の担保は、複数の箇所に渡っています。
対象となるのは沖縄県うるま市の土地8筆。
うち、6筆は第一順位抵当権が設定された雑種地(*)で、残り2筆は第二順位抵当権が設定された畑です。
(*雑種地:土地をその利用状況によって区分した「地目」のうち、他のどれにもあてはまらないもの。駐車場や野球場、飛行場など)
すでに土地の造成は完了しており、その後に分筆(土地を分けること)して売却予定とのこと。
その売却価格は13万円と15万円で、直近の取引価格(17万円)と比較しても無理な値ではなさそうです。
また、運用期間6ヶ月分の利息はすでに天引き済。つまり実際には利息を除いた金額が貸し付けられており、利息については支払いが確定しています。
土地の評価額と所在
土地8筆の合計担保評価額は約1億3,582万円で、先順位2,000万円。
LTVは73.6%に相当します。
通常ポケットファンディングの案件はLTV70%、つまり評価額に対する貸付金が7割までで設定されていますが、本案件については利息天引きであること、また短期で売却予定であることからリスクは低いと判断し、LTVを75%まで緩和しているそうです。
土地の所在については、説明書きには「車で10分圏内に小・中・高等学校があり、車で5分圏内にゴルフ場が2件・総合病院・老人ホーム、徒歩圏内に看護学校」となっています。
この情報から考えると、担保土地はうるま市の北部、うるま記念病院・ぐしかわ看護専門学校あたりではないかと推定します。
所感
今回のファンドは「今の日本を少しでも元気にしたいという思いをこめたキャンペーンファンド」。
暗いニュースばかりが目に付く昨今、ありがたいことです。
LTVが若干高いですがその理由にも納得できますし、私は残りの資金をこちらに投資したいと思います。
(追記)第2弾登場!
第1弾の4,000万円は満額募集完了。
そして、第2弾が4/10に募集開始となります。
第1弾に投資できなかった方も、資金繰りが間に合わなかった方も、この機会に投資を検討してはいかがでしょうか。
・沖縄中部ファンド25号(二次募集)
募集開始:4/10 12:30~
予定利率:7%
募集期間:6ヶ月
募集総額:4,000万円