不動産投資型クラウドファンディングの新しい事業者を紹介します。
リノベーション特化のクラウドファンディング、「REISM(リズム)ファンド」です。
<目次>
事業者とサービスの紹介
「REISM(リズム)ファンド」は、「リズム株式会社」が運営するクラウドファンディングです。
運営元のリズム社は不動産事業者で、ビジネスの柱の一つとして東京のリノベーションを扱っていて、クラウドファンディングのREISMファンドもこれまでのところリノベーション案件のみを扱っているという特徴があります。
リズム社のコンセプトの一つに「リズムと共に、自分らしい東京生活に仕立て直す」というものがあります。
実際この後で紹介する今回の案件では、「ボヘミアンスタイルのリノベーション」となっており、以下のような一種アートのような部屋になるそうです。
案件の概略
今回REISMファンドで募集されるのは、「REISM-koko Boho初台」。
・REISM-koko Boho初台
募集開始:5/14 17:00~(先着式・後入金)
予定年利:5%
運用期間:3ヶ月
募集金額:14,000,000
保全など:優先劣後方式 劣後比率30%
「REISM-koko Boho初台」はその名の通り京王線「初台」徒歩7分の物件。「Boho」というのは、ボヘミアンスタイルのリノベーションの意味。
上の画像はおそらく今現在のもので、什器などが入っていない状態だと思われます。
REISMファンドではこれまで3件のファンドを募集していて、いずれも年利5%・3ヶ月という条件です。
ファンドの特徴
REISMファンドの案件は年利と運用期間の短さから考えると、おそらく完成間近のリノベーション案件をファンド化しているものと思われます。
つまりある程度出口戦略は固まっている案件で、さらに劣後比率が30%あることから元本割れの可能性は一定のコントロールがされており、短期間の不動産投資を行える選択肢としてはおもしろいかもしれません。
特に不動産投資型の事業者では、「出資金の着金~運用開始」+「運用終了~出資金の返金」=「資金の待機期間」はチェックが必要です。
この期間が長い事業者の場合、実質的な利率が見た目よりも大きく減少してしまうからです。
REISMファンドの場合、「出資金の着金~運用開始」は最短1日、「運用終了~出資金の返金」は2週間なので、待機期間はかなり短い方に入ると思います。
渋谷区近くの人がお得な理由
今回のファンドに投資することで、リズム社が運営する「REISM STAND」のカフェ券が特典としてもらえます。
もらえる金額は10,000円以上の投資で500円分、100,000円以上の投資で5,000円分です。
投資額に対する最大リターンは5%となかなかですが、「REISM STAND」(渋谷駅 南改札西口 徒歩7分)でしか使えないのが難点。なので本ファンドは、渋谷近郊の人にはお得なファンドとなっています。
勝手な意見ですが、例えば100,000円以上のみでも良いので、遠方の人には別の物を送るなどの選択肢があればと思います。
(他のクラウドファンディングの例で言えば、焼肉店で使える食事券 or 焼肉セットの送付、のように)