不動産投資型クラウドファンディングの「COZUCHI」から、またもや興味深い案件が登場。
今回は「虎ノ門」駅直結の再開発事業地、大型かつ長期の案件の、最初のフェーズとなります。
<目次>
新案件「虎ノ門 再開発プロジェクト フェーズ1」
COZUCHIで新たに募集される案件の概略です。
・虎ノ門 再開発プロジェクト フェーズ1
募集開始:6/3 20:00~6/9 13:00(抽選式・後入金)
予定年利:4.0%
運用期間:12ヶ月
募集金額:15億円
保全など:(満額募集の場合)劣後比率11.8%
今回の物件は、有名なオフィス街の「虎ノ門」。ですが駅近くのエリアにはまだまだ古い物件も多く、今回の再開発事業に繋がりました。
グーグルマップをみても、確かに古い物件が多いことが見て取れます。
再開発決定により、堅い案件に
今回の物件は東京メトロ虎ノ門駅・虎ノ門ヒルズ駅に囲まれたエリアで、エリア全体が「虎ノ門駅南地区地区計画」として東京都から指定されています。
そして今回、再開発事業「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」が正式決定されたことで、プロジェクトの進行は確定となり、再開発計画地に含まれている4物件を抑えているこのファンドの優位性が高まりました。
(参考URL)
www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp
ポイントは権利変換交渉
今回のファンドのポイントは、「権利変換交渉」。
再開発は確定したので、地権者は今の物件を売ってお金もらうか、それとも権利変換を使って新築不動産に変えるかの二択を選ぶことになります。
今回は4物件で合計147坪あり、権利変換を行うことで現在の評価だと新しい不動産のうち96坪は最低限もらえる予定ですが、不動産開発は地権者とディベロッパーなど多くの利害関係者が絡み、96坪ではディベロッパーの取り分が多すぎるのでは? というのがCOZUCHIの見立てです。
そのためCOZUCHIはディベロッパーと交渉し、権利変換面積の増加交渉を行うとのことです。
この交渉がうまくいけばその分だけ単純に評価額は増し、利益が上振れすることになります。
今回は「フェーズ1」です
今回の再開発ビルの建築工事完了は、令和8年を見越していて全体のプロジェクトがクローズするのは4~5年。
そのため今回のファンドは、4~5年の期間を分けたフェーズ1として募集されます。
予定されている年利は4%と控えめなものの、フェーズ1に投資することにより後のフェーズにも優先投資権が与えられ、4~5年のスパンで虎ノ門の再開発に携わることができるというのは妙味があります。
(*普段個人投資家には、こんな巨大PJに参加することはできないわけで)
今回のファンドの募集開始に伴い、オンラインセミナーが予定されています。
開始は6/3(金)の19:00~で、COZUCHI公式YouTubeチャネルにおけるLiveですので、事前予約無しで誰でも視聴することが可能です。