多くの遅延案件が残っているmaneoで、朗報がありました。
私も投資している北海道案件で償還が実現、時間はかかりましたが元本毀損はゼロでした。
<目次>
償還された案件
今回償還が行われたのは、北海道にある合計5筆の土地・建物を担保とする2個のファンドです。
2ファンド合わせての合計募集金額は、24億7,000万円でした。
2020年9月に満期を迎える2ファンドでしたが、maneoのサービス停止、新型コロナの蔓延など様々な事情が重なって返済ができず、遅延案件となっていました。
2020年11月にはパルティール社に債権回収業務を委託し、それから2年ほど経った2022年9月、ようやく償還が実現しました。
償還内容
今回償還されたのは、ファンドNo.6122が¥590,094、ファンドNo.6149が¥590,053。
これはそれぞれのファンドの残債と同額であり、元本は毀損無く償還されました。
ファンドが正常運用していた時の利益はそのままですので、フタを開けてみれば本来24カ月だった運用期間が倍の48カ月ほどに伸びたものの、年利3.5%程度での運用が実現したことになります。
だからと言ってmaneoの擁護をするつもりはありませんが、債権回収業務を担っていただいたパルティール社については素直にグッジョブです。
後は他の案件についてもよろしくお願いします。
所感
maneo関連についてはまだ多くの遅延が残っていますが、まずは一歩前進。
今回の案件も多少の元本毀損は覚悟していましたので、毀損無しで戻ってきて良かったとも思いますが、それ以上に「これでまた投資できる」という感情が先に立ちました(笑)。
現状で遅延中の案件は貸倒が起きる可能性が高いと思っていますが、貸倒が発生してしまったのなら雑所得の中で相殺して節税する方法が使えます。その結果もしも住民税非課税世帯になれば、大きなメリットが得られます。
世の中には様々なルールがあり、それを調べて有効に活用していくことが重要だと思います。
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