不動産投資型クラウドファンディングの事業者の一つ、「DARWIN funding(ダーウィンファンディング)」の話題です。
これまでは抽選式の案件がメインだったのですが、ここに来て初の先着式案件が登場しました。
(DARWIN Fundingの事業者紹介)
www.sallowsl.com
<目次>
案件の内容
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)で新たに募集されるのは、「DARWIN Funding 開発型3号」です。
今までDARWIN Fundingで募集される案件は抽選式でしたが、今回は初の先着式で募集されることになりました。
・DARWIN Funding 開発型3号
募集開始:3/1 10:00~(先着式・後入金)
予定年利:5.5%
運用期間:約18ヶ月
募集金額:2億4,300万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率10%
京成立石駅まで徒歩2分、東立石の新築レジデンスを建築するプロジェクトです。
投資家から出資された資金は、対象不動産の事業用地取得と建築費用にあてられ、完成した不動産を売却することで元本と利益が償還される仕組みです。
先着式の理由
今回のファンドが先着式になった理由ですが、単純に考えれば案件の大きさでしょう。
DARWIN Fundingでは開発型と銘打たれたファンドがこれで3つめですが、開発型1号は1億円、2号は7,500万円だったのに対して今回の3号は2億4,300万円。
抽選型は幅広い投資を募るには向いていますが、案件の成立を第一に考えるなら先着式で募集するのは理にかなっています。
DARWIN fundingを運営するダーウィンアセットパートナーズ社が、このファンドを成立させたいのは間違いありません。
開発型ということですからある意味、投資家と協力して新築レジデンスの開発を進めていくプロジェクトという認識をしても良いかもしれません。
投資判断
本案件の運用期間は1年半、年利5.5%で満期一括払戻しとなります。
開発型2号の案件と同じ年利5.5%ですが、2号は運用期間が10ヶ月だったのに対し今回は18ヶ月。さらに開発型2号の劣後比率は20%だったのに対して今回は10%と低くなっています。
賃料保証のあるインカム型と比べ、開発型(キャピタル型)案件は不確実性が若干高く、その上で運用期間が長い・劣後比率が低い・募集規模が大きいという案件。
ある意味で、DARWIN fundingの集金力を測る試金石のような案件と言えるかもしれません。
私は手元資金がそれほど潤沢ではないことから、少し様子見する予定です。