不動産投資型のクラウドファンディングの事業者の一つ、「汐留ファンディング」の紹介です。
これで連続5回目となる年利10%。価格や年利に問題はないのか? を調べてみました。
<目次>
事業者のおさらい
汐留ファンディングというサービスの名前は、運営者の汐留プロパティ社が由来です。
汐留プロパティ社は汐留グループで不動産投資事業、リースバック事業、ホテルコンサル事業などを行っており、事業領域が広いため面白い不動産案件が登場することが期待されます。
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汐留ファンディング5号
汐留ファンディングから予告されている5号ファンドは年利10%。これでサービス開始後、5回連続の10%案件です。
・汐留ファンディング5号(船橋市金杉区分マンションプロジェクト)
募集開始:7/18 12:30~7/21 12:30(抽選式・後入金)
予定年利:10%
運用期間:10ヶ月
募集金額:2,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率17%
対象不動産は千葉県船橋市金杉にある中古マンションの区分所有。
物件名は「チュリス船橋金杉」です。
配当形式がキャピタル型になっていますので、年利10%で分配される予定の配当原資は家賃が主体ではなく、不動産の売却益がメインとなります。ということは価格の妥当性が重要になりますので、次にその点をチェックしていきます。
価格の妥当性と投資判断
物件名が分かっていますので、外部サイトを調べればおおよその価格帯は出てきます。
後は物件説明にある部屋の間取りや面積と、外部サイトの情報ほぼ正しければ、不動産価値のアタリは付けられると思っていいでしょう。
外部サイトによると不動産の価格は2,380万円程度。これは劣後金額を含めた募集総額(2,400万円)には達しませんが、優先出資分の2,000万円を超える金額です。
これを多少下回った価格で売れたとしても、その分の損失は劣後出資分でカバーできると思います。年利10%という分配がほぼ確実に行われるかというと多少疑問ですが、投資した元本が削れるということは無さそうです。
ということで投資判断はGOですが、あまりに競争率が高い(推定10~20倍)のため出資するなら運試し案件になるでしょう。
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