融資型クラウドファンディング、「COMMOSUS(コモサス)」の話題です。
こちらは不動産投資型クラウドファンディングの「COZUCHI(コヅチ)」と協業している事業者です。
<目次>
練馬 新築戸建 (東京プロジェクト#1)
今回COMMOSUS(コモサス)で予告されているのは、戸建住宅を対象としたファンドです。
・練馬 新築戸建 (東京プロジェクト#1)
募集開始:2023/8/18 13:00~(先着式・前後入金)
予定年利:5.5%
運用期間:5ヶ月
募集金額:3,900万円
保全など:貸付先に対するリコースローン
貸付先は「東京プロジェクト社」。創業は2014年の不動産会社で、アパート用地やマンション用地などの土地販売や仲介を行っているとのこと。
財務情報については限定情報になり、ログイン後に見ることができます。
前回のファンド同様、今回のファンドは8/18~9/28の募集期間&8/31の運用開始予定となっていますが、満額集まった場合は8/31を待たずに融資が行われます。
前倒し融資であっても利率は変わらないため、資金の待機期間が短縮され運用期間が延びる=リターンが増える、という効果があります。
案件の詳細と投資判断
本案件の対象物件は、練馬区富士見台。場所の説明からすると、おそらく県道439号沿いか県道に近い場所だと思われます。
(物件周辺のGoogle Map)
ただし一つ注意として、本ファンドは不動産担保ではありません。東京プロジェクト社へのリコースローンですので、同社の経営状態がリスクになります。
ですので、投資を行う場合には限定情報にある財務情報の確認が必須となります。
本ファンドでは2022年12月に土地を購入し、現在は建物が完成し分譲販売を開始している状態。
建築代金の支払いと販売による仕入れの間に現金需要が発生するため、今回ファンドを組成することになったとのことです。
運用期間の5ヶ月は保守的な予想であり、期限前償還の可能性がある案件です。
短期案件であれば経営リスクは緩和されますので、短期案件を希望している投資家向けのファンドとして適していると思われます。