今回は投資を少し離れて、の話題を一つ。
ワーケーションと銘打っているものの、実際はホテルや宿紹介になっているともっぱらの記事シリーズですが(笑)、今回はなかなか高級なところに泊まってきました。
せっかくFIREしたのですから、たまには優雅にいきたいものです。
<目次>
ワーケーションについて
ワーケーションというのはご存じの方も多いと思いますが、「ワーク」+「バケーション」を合わせた造語で、Webで調べたところ「観光地やリゾート地など、普段のオフィスとは離れた場所で休暇を楽しみながら働くスタイル」とのことです。
と言っても私はすでに仕事辞めてる身なので、あとやる事と言えばブログを始めとしたコンテンツ作成や他のこまごまとしたマイクロビジネス(と言う名前の雑用)ですし、普段のオフィスというのもありません。強いて言えば家でしょうか。
なので私にとってのワーケーションは「休暇を楽しみながら働く」のではなく、「旅行に行きつつ作業する」と読み替えておくことにします。マイクロビジネスの観点から言えばこれも仕事と・・・まあ言えなくもないでしょう(だんだん小さくなる声)。
今までのワーケーション(という名前のホテルや旅館紹介)記事は下記をどうぞ。
ホテルオークラ京都 岡崎別邸
今回紹介するホテルは、「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」。その名の通りホテルオークラ京都の別邸として、2022年1月に岡崎神社近くにオープンしました。
ホテルオークラ京都は1888年に創業した旅館「京都常盤」を起源とし、ホテルとしての成立には渋沢栄一氏も絡んでいるという京都でも歴史のあるホテル。その別邸なので当然お高いホテルなのですが・・・宿泊料金は後のお楽しみということで。
京都近郊で小旅行するか、それともどこかへ出かけようかと色々探していた時に、何があったのかは分かりませんが大幅に値引きされているのを見付けて予約を入れたという次第です。
ホテルは丸太町通り沿いの北側、岡崎通りと白川通の間にあります。駐車場は提携含めありません。
外観はぱっと見た限り、ホテルなのかマンションなのか区別が付かないものでした。最近京都に良くあるホテルはだいたいこのような意匠で、敢えてそのホテルと分からないようにしているのかもしれません。
エントランスと多くの工芸品
フロントロビーはホテル前から水路(?)に沿った通路を通り、曲がった先にあります。
上記の写真1枚目がそのアプローチで、壁の向こうは東本願寺 岡崎別院の庭園を借景としています。ロビーでは庭園に面したソファーに案内され、祇園辻利のかぶせ茶と銀杏の葉の形をした(*)ホテル手作りのクッキーをいただきました。
*ホテルオークラのロゴは、3枚の銀杏の葉が組み合わさったもの
というかさすが有名店、このかぶせ茶美味しかったです。
岡崎別邸さんは色々な場所に、多くの工芸品があるのも特徴です。
エントランスにあったのは銅線を1本1本丁寧に編み込んだ「金網つじ」の照明、レセプションの背後には西陣織ウォール。エレベーターホールには違い棚から着想を得た意匠があり、各部屋のルームライトは京都で有名な茶筒匠の「開化堂」さんのものでした。
ホテルのあちこちには花が活けられていて、今回私が訪れた時はちょうど花の入れ替え作業をしていました。
部屋の紹介
次に部屋の案内。今回の部屋は45㎡のデラックスツインで、エキストラベッドを入れることも可能。マットレスはシモンズで、マットレス+マットレストッパーを含めた寝心地は上々。
(その分眺望はないお部屋とのことですが、部屋からの眺望はあまり気にしないのでこの部屋を選びました)
部屋は十分に広く、それでもだだっ広い印象はなく過ごしやすい部屋でした。ワーケーション的に言うならそこそこ広いテーブルが二つあるので、PCでの作業はやりやすかったです。
部屋のアメニティはもちろん不足なくありますが、どうしても気になってしまうのがこういった消耗品。
センスのある茶碗と専用の急須がある祇園辻利さんのかぶせ茶、ネスプレッソ、ティーバッグのお茶は辻利とDilmah。テーブルの上にはウェルカムフルーツで葡萄も用意されています。
冷蔵庫の中の飲み物はオールインクルーシブ(さすがにリフィルは有料です)で、青谷の梅(京都では有名な梅の産地です)を使ったクラフト酎ハイ、「寶CRAFT」もありました。
水周り関係。岡崎別邸さんには大浴場はありませんが、これはプライベートを重要視するスモールラグジュアリーホテルというカテゴリを考えれば合っていると思います。
部屋の浴槽は頭を置く場所にくぼみがあり、ちょうどバスピローのようになっていて入り心地が良かったことと、アメニティで付いてきたヒノキのバスソルトが良い香りだったことが印象的でした。
バスアメニティはイギリス生まれのオーガニックブランド「bamford」、化粧品は「プラスイ」。
あと特筆すべきこととして、バスローブの着心地は過去イチ。詳細は分かりませんが、無撚糸のような生地でした。
お楽しみのフリーフロー
ホテルオークラ 岡崎別邸さんの楽しみの一つは、ラウンジで16時~18時まで行われるワインのフリーフロー。宿泊代金に込み、つまりタダです。∩( ・ω・)∩ばんざーい
1年前から始まったこのサービスですが、実は8月末まで1周年を記念してスパークリングワイン数種類のフリーフローが行われていました。
ちなみに朝食会場には一応ドレスコードがあります(男性の短パン×とか袖なし衣装や着帽×とか)が、このラウンジにはありません。朝食会場とは隣接してるんですがそれは良いのかなどと思いながら、一応それなりの服装で伺いました。
この時飲み放題になっていたのは、イタリアの樽生スパークリングの他、ドイツ、アメリカ、オーストリアのスパークリングでした。
綺麗に手入れされ、岡崎別院のお庭を借景とした庭園を眺めながら、ほぼ貸し切り状態でスパークリングのフリーフロー。そんなもん進まないわけありませんわな。
さすがにスパークリングだけをかぱかぱ空けていくのはどうかと思ったので、レーズンバターも注文。
これがまた辛口の白泡に良く合っていて、さらにスパークリングが加速していくというあるあるな展開になってしまいました。
朝食と庭園
ホテルオークラ 岡崎別邸さん、朝食の紹介。
朝食はメインダイニング「ヌーヴェル・エポック」でいただきますが、こちらは朝・昼・夜それぞれで最低限のドレスコードがあります。といっても普通の格好をしていればそれで問題ありません。
レストランの料理は名前の通り「新しい時代」、フレンチと京都の和食を組み合わせたもの。そしてレストランの内装も、その印象に相応しいものでした。
しかも平日泊まりなので、この空間を半ば独り占めできるのは朝から豪華なことです。
今回のプランの朝食はアメリカン・ブレックファストです。追加料金でエッグベネディクトやオークラ伝統のフレンチトーストも注文できるようですが、今回はノーマルで。
フレッシュジュースはオレンジかグレープフルーツ、卵料理はフライ・オムレツ・スクランブルなどから選ぶスタイルで、副菜に豆の煮込みやチーズ、美山ヨーグルト、フルーツ。パンはほのかに温かいクロワッサンとパン・オ・ショコラ。
味はもちろん美味しく量もほどほどの良い朝食、ごちそうさまでした。
特に野菜の鮮度と味はピカイチだったと思います。ドレッシング一切無しで美味しい野菜は久々でした。
庭に出られますか? と聞いたところ快諾いただきましたので、食後は庭を散歩。
ぱっと見はけっこう広いのかな? と思ったのですが、隣接する岡崎別院の庭をうまく借景にしているようで、実際はコンパクトな(しかしセンスの良い)庭園でした。
最後に、費用の話
さて最後に費用の話です。結論から言いますと、楽天トラベルでの通常価格は二人朝食付き47,000円ほど。
そこに22,000円ほどの大幅クーポン値引きがあり、25,000円くらいで泊まることができました。
普通ではちょっと考えられないようなクーポン値引きで、何があったのかと思ってしまうのですが、なんにせよ良い経験をさせていただきました。良い滞在をありがとうございました!
それと予約の際に楽天ポイント1万使ってますが、まだ10万くらい残ってます。
私の楽天ポイントは半分以上クラファンで貯めたもので、主に以下のサービスで貯めてます。興味あればご利用ください!