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これは試金石になりそうな案件。



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不動産投資型クラウドファンディングの「72CROWD.(ナナニークラウド)」の話題です。

運営者のインヴァランス社は大東建託グループで、事業者の安定性は高いサービス。それだけに今回のファンドは一つの試金石になるのではないでしょうか。


<目次>

 
 

麻布十番ファンド


72CROWD.(ナナニークラウド)で予告されているファンドは、麻布十番の物件。

気のせいか最近、複数の事業者が組成するファンドで麻布という名前をよく目にすることがあるような。


・72CROWD.麻布十番ファンド【匿名組合型】

 募集予定:10/10~10/19(抽選式・後入金)
 予定年利:2%
 予定運用期間:10ヶ月
 募集金額:4,199万円
 保全など:優先劣後方式 劣後出資5%


【72CROWD. 公式サイト】(広告リンク)


 72CROWD.


今回対象となる案件は、南麻布二丁目にある「LUXUDEAR麻布十番」

2017年2月築、6階建ての5階部分の1室が対象となっていて、ファンド説明によると賃料月額は143,000円。


外部サイトによると賃料は12.5~14.5万円となっていて、この部屋が1Kの部屋であると仮定すれば賃料は妥当です。

インヴァランス者が5%劣後出資を行うということはファンドの全体規模は4,420万円で、表面利回りは単純計算すれば3.9%くらいになります。
 
 

利率が試金石


物件は一等地と呼べる呼べる場所で特に問題はなし、事業者は大東建託グループということでこちらも問題なし。

試金石となるのは、その利率です。


 72CROWD.


【72CROWD. 公式サイト】(広告リンク)


72CROWD.では当初5%でファンドを募集し、その後利率は4%程度に落ち着きました。

首都圏中心の築浅レジデンス区分所有という性質上、4%という利率は決して低いわけではなく標準的だと思います。最初の5%が開店セールだったと言うべきでしょう。


ただ今回、利率が前回ファンドの3.8%から2%に急落したことで集まり具合に注目です。


不動産は自社物件のためEXITの心配は少なく、自社で買い戻す際に一定の裁量があることから、不動産が大きな損害を受けない限りは安全性は高いでしょう。

こういった安全性が人気を呼ぶか、それとも2%という利率が嫌気されるか。私はさすがに2%では見送ります。



72CROWD.(広告リンク)
 
 

72CROWD.について


今回のファンドはさすがに利率が低いですが、72CROWD.は以下の二点から、安全性の高い事業者と判断できます。


まず一つは運営するインヴァランス社が大東建託グループであること。上場会社グループとは言え絶対の保証はありませんが、「絶対」など投資にそもそも存在しません。重要なのは経営の安定性が高いか低いかです。

そういう意味でインヴァランス社は安定性に優れた事業者と言えるでしょう。


加えて上でも書いた通り、組成されるファンドが自社商品である限りファンド終了時には買い戻せば良く、不動産が深刻な損害を受けていない限りは元本が損害を受ける可能性が低いと思われます。


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72CROWD.
 
 



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