不動産投資型クラウドファンディング、「ASSECLI(アセクリ)」の話題です。
ASSECLIから、新しいファンドの予告がありました。これまでのファンドの印象から、これにも投資したいところです。
<目次>
神奈川県藤沢市#36ファンド
ASSECLIで予告されているのは「神奈川県藤沢市#36ファンド」です。
・神奈川県藤沢市#36ファンド
募集期間:2023/10/17 18:00~(先着式・後入金)
予定年利:6.5%
運用期間:6ヶ月
募集金額:9,090万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率10%
アセクリの#36ファンドは、辻堂駅から徒歩9分に位置するRC造3階建の1棟マンションが対象。
ファンド説明によると、インカム(賃料収入)をベースとしてキャピタル(不動産売却益)を併せて年利6.5%相当とする予定。ただし不動産の売却先は市場だけではなく自社もあり得るとのことです。
この「自社資産とする予定」という一文は私が重視しているところでもあります。後で解説します。
ファンド詳細
今回のファンドは匿名組合型で、事業者の劣後出資比率は10%。
またファンド紹介の内容から、対象不動産は修繕(+リノベ?)を行うことが記載されています。
ファンド運用期間が6ヶ月と短いことから、おそらくファンドは対象不動産の修繕の間運用されるものと推測されます。
また修繕やリノベで不動産のバリューアップが図られることから、市場への売却よりも事業者の固有資産にする可能性が高いとも予想されます。もちろん市場へ売却してもEXITはできますし、投資家としてはどちらになっても問題はありません。
先に「自社資産とする予定」を重視すると言ったのは、対象不動産の運用終了時に自社資産にする場合、どの程度の価格で自社資産に組み込むかは裁量があるからです。
ただもちろん自社資産とする妥当性は重要ですし、事業者の実績が重要なのは言うまでもありません。
ファンドを失敗させたくないのはどの事業者でも同じ。であれば不動産に天災などの要因がない場合、多少のことであれば事業者側が価格を調整して、優先出資者(=投資家)に損害を出さないようにするのは自然なことです。
立地の将来
今回の不動産が存在する辻堂駅の隣にある藤沢駅は、現在南口の再開発が進められています。
また藤沢市の土地価格は過去5年間で上昇傾向にあり、特に大きな上昇がみられているのが藤沢駅や今回の物件のある辻堂駅周辺とのこと。
こういった情報から6ヶ月で不動産の価値が大きく現存する可能性は低く、ファンドが正常償還される蓋然性は高いものと見込まれます。
アセクリはこれまであまり頻繁にファンドを出していませんが、それは間違いの無いファンドを組成しているためという情報が入ってきています。また今後アセクリでの案件頻度が上がってくるかも? という情報も手に入れましたので、楽しみに待っているところです。
まだアセクリに会員登録されていない方で興味ありましたらご検討ください。その際には広告リンクをご利用いただければ励みになります。よろしくお願いします!
(会員登録方法)
www.sallowsl.com