融資型クラウドファンディング、「COMMOSUS(コモサス)」の話題です。
大型・高金利お祭りファンドの次は、特徴ある不動産担保ローンファンドが登場しました。
<目次>
江戸川区 戸建プロジェクト (新亜商事#2)
前回COMMOSUSで募集された「白金台 事業用地 プロジェクト (TRIAD#1)」は、6ヶ月・10%という好条件もあって3億円が1分で埋まりました。
今回はそれに比べれば比較的小粒のファンドですが、後で説明するように面白い作りをしています。
・江戸川区 戸建プロジェクト (新亜商事#2)
募集開始:2023/11/6 13:00~(先着式・前後入金)
予定年利:10%
運用期間:6ヶ月
募集金額:3億円
保全など:不動産担保 抵当権第二順位、個人による連帯保証契約
貸付先の新亜商事社は、すでにCOMMOSUSでの融資実績があり、今回のファンドが満額成立すると貸付残高は1.2億円。
(最初のファンドの償還は2024年3月を予定しています)
直近決算は売上高33億円、営業利益が8,800万円とのことなので、特に問題になる融資規模ではないと思われます。
今回のファンドは対象不動産への第二順位抵当権が担保となっているオーソドックスなものですが、返済の仕組みについてはかなりユニークなものになっています。次で紹介します。
返済の仕組み
今回の返済の仕組みは、簡単に言えば段階的返済です。
プロジェクトとしては4区画の戸建用地に4棟の新築戸建を建築→売却という流れですが、このうち1棟目・2棟目が売却されると全体融資5,000万円のうちそれぞれ2,000万円が、3棟目が売却されると残りの1,000万円が返済され完済となります。
(4棟のうちどれが売却されても、最初に売却したものが1棟目、次が2棟目・・・となります)
4棟は2024年1月頃の完成予定ですが、うち1棟は売買契約が締結済みであることから、本ファンドは期限前に順次償還される可能性が高いファンドと言えるでしょう。
またコモサスへの投資を考えている場合、入金システムについては注意が必要です。
コモサスは「ファンド申し込み」と「デポジット口座への入金」のどちらが先でもOKという特殊なシステムですが、ファンドへの投資が完了するためにはこの両方が完了する必要があります。
特に人気あるファンドの場合、申しこんでからデポジット口座へ送金すると着金が間に合わず投資できないという例が散見されました。以前の白金台がまさにこれです。
ということでコモサスの場合、システム上はともかく実質は前入金と認識しておくのが良いと思います。
新規投資家応援キャンペーン
コモサスでは現在、新規投資家応援キャンペーンを実施中。上記の「江戸川区 戸建プロジェクト」も、この対象になっています。
・2023年10月19日~2023年11月30日までの新規会員登録
・2023年10月19日~2023年12月20日までの初回投資
を行うと、初回投資の額に応じたAmazonギフトが2024年1月末頃を目安にプレゼントされます。
(初回投資額とAmazonギフト額)
既存会員は残念ながら対象外になるのと、申しこんだとしても間に合わなかった場合などは対象外なのは注意が必要です。
コモサスではこれからも大型含め様々なファンドが登場する予定との噂。
今後に期待できる事業者だと思いますので、会員登録がまだの方はこの機会にどうぞ。その際は当ブログの広告リンクをご利用いただければ、励みになります!