不動産投資型クラウドファンディング、「ASSECLI(アセクリ)」の話題です。
ASSECLIから、新しいファンドの予告がありました。最近はファンドが頻繁に募集されるようになり、何よりです。
<目次>
東京都品川区#37ファンド
ASSECLIで予告されているのは「東京都品川区#37ファンド」です。
・東京都品川区#37ファンド
募集期間:2023/11/13 18:00~(先着式・後入金)
予定年利:6.5%
運用期間:6ヶ月
募集金額:1億6,150万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率5%
アセクリの#37ファンドは、東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩約3分に位置する築4年・地下1階付地上5階建てのRC造1棟マンションが対象。
収益構造としては、配当原資はインカムゲイン(家賃収入)をベースに、市場への売却(または本ファンド事業者の固有財産か別のファンドへ振り替え)を予定しているとのことです。
またインカムゲイン部分については、マスターリースが締結されています。
ファンド詳細
ファンドの見た目は、これまでアセクリで募集しているものと大きな違いはありません。
最大の違いは、これまで多くのファンドでは10%だった劣後出資が5%になったことで、これは万が一の場合に出資金を保全するためのバッファが少なくなったことを意味します。
ただ個人的には、この変更は少なくともアセクリの場合、そこまで問題ではないと考えています。
というのも今回のファンドのEXITは、「不動産の市場への売却」or「事業者の買い取り」or「別ファンドへの振り替え」のどれか。このうち後者の2つについては、価格の決定に際し事業者の裁量があるからです。
これがもし開発型であり、外部への売却のみをEXITとしている場合は話が異なります。その場合は劣後出資が厚いか薄いかは、投資判断の上で重要です。
劣後出資の割合だけで単純に判断するのではなく、不動産のEXITがどこに設定されているかもあわせて考えることが必要です。
投資判断とアセクリについて
以前に当ブログでは
「アセクリはこれまであまり頻繁にファンドを出していないが、それは安定性の高いファンドを組成しているため」
「今後アセクリでの案件頻度が上がるらしい」
との情報を手に入れたことを記事にしましたが、後者についてはアセクリは2023年8月から1ヶ月に1本の割合でファンドを組成しており(その前は4ヶ月空いていました)、案件頻度は間違いなく上がっています。
これらの情報はいわゆるひそひそ話というもので、上記の2つの情報は同じソースから手に入ったものなので、後者が正しければ前者も・・・と考えるのが自然です。
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