融資型クラウドファンディング、「COMMOSUS(コモサス)」の話題です。
次回の案件の紹介と、コモサスの2024年度以降の展開について。2024年はさらなる飛躍を予定しているそうで、個人的にはとても楽しみです。
<目次>
阿佐ヶ谷 事業用地 (絆の力#1)
コモサスでは1/24からお宝案件が登場します。
・阿佐ヶ谷 事業用地 (絆の力#1)
募集開始:2023/1/24 13:00~(先着式・実質前入金)
予定年利:8%
運用期間:12ヶ月
募集金額:9,000万円
保全など:対象不動産への第一位抵当権 LTV約75%
個人による連帯保証
今日(1/23)に公開され1/24に募集開始という、かなり慌ただしいスケジュールです。
こういった急な資金ニーズに応えて機動的に資金を用意できるのも、融資型クラウドファンディングの強み。銀行では1日でこの資金を用意することはできないでしょう。
スケジュールが慌ただしいために年利8%と有利な条件であり、不動産のLTVも75%と悪くありません。
おそらく瞬間蒸発するでしょう。私は手元資金が足りないので今回は見送ります。
またコモサスでの投資は申し込み前後の入金が可能ですが、事実上前入金なので投資される際はご注意ください。
新橋 開発プロジェクト (アートプラン#3)
1/25にコモサスから募集される予定の案件は、オーソドックスな不動産案件です。
・新橋 開発プロジェクト (アートプラン#3)
募集開始:2023/1/25 13:00~(先着式・実質前入金)
予定年利:6%
運用期間:12ヶ月
募集金額:1億5,000万円
保全など:対象不動産への第二位抵当権 LTV約79%
個人による連帯保証
対象となる不動産は新橋駅徒歩2分、内幸町駅徒歩1分にある老朽化した商業ビルです。
現在のテナントと権利調整を行ってビルを取得→解体し、貸付先企業の自社利用を前提とした新たな商業ビルを建設する計画とのこと。
権利関係が複雑なことから銀行融資は難しいと推測され、融資型のクラウドファンディングで資金を集める必然性はあります。
新橋 開発プロジェクト 投資判断
本案件は、対象の不動産に対して第二順位抵当権を設定。対象不動産の査定評価額は約14億6,000万円でLTVが約78.8%、ファンド募集額が1億5,000万円ということは
・第一順位(金融事業者) 抵当権設定 10億円
・第二順位(本ファンド) 抵当権設定 1.5億円
・評価額余力 約3.1億円
という仕組みになっていると推測されます。
また貸付先は2023年3月期の売上が前年度比61%増の130億円超、営業利益は前年度比305%増の13億円超と堅調。
2024年3月期も引き続き120億円以上の売上が見込まれる上、一定の現預金があるとのことで本ファンドの募集額くらいであれば十分弁済できると思われるので、一定の安全性があるファンドと判断します。
2023年の実績と2024年に向けて
(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000106638.html)
コモサスの2023年度の募集ファンド数は34件、ファンド発行額は45.6億円となったとのニュースがPR TIMESに掲載されました。
2022年8月にCAMPFIREからMBOで独立した後、2023年度のファンド募集額は急増。2024年度は、2023年度の約2倍となる100億円のファンド発行体制を構築するとのことで、今後に期待できる事業者です。
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