不動産投資型クラウドファンディング「CAMEL(キャメル)」を紹介します。すでにいくつかのファンドを出している事業者であり、中には償還されたファンドもあるとのこと。
実際に投資するかどうかはさておき、ドバイ不動産に投資できるというのはなかなかユニークです。
<目次>
事業者の概要
今回紹介するのは、不動産投資型クラウドファンディング「CAMEL(キャメル)」。
2012年に設立された「株式会社グローバルクラウドエステート」が運営するサービスです。
同社は2023年10月に、旧社名の「東都フィナンシャルサービス株式会社」から現社名へ変更しました。旧社名の事業内容は金融コンサルティングやファクタリング事業など、どちらかと言えば金融畑に偏っていた印象ですが、社名変更とともに不動産投資に舵を切ったような印象です。
代表取締役は「河野 勇樹」氏。太陽光発電の総合サービス会社「エネプライム社」、中古車販売やRWA事業を手がける「RayofRWA社」など複数の代表や役員を兼任しています。
興味深いこととして、これら河野氏が率いる会社の株主や顧問としてバンカーズ・ホールディング会長である長田氏の名前が散見されています。
また太陽光発電特化型クラウドファンディングの「SOLMINA(ソルミナ)」運営会社ともつながりがあるようで、2024年2月24日にはCAMEL・SOLMINA合同で厚切りジェイソン氏を講師に招いてセミナーを開催するそうです。
サービス内容
CAMEL(キャメル)の仕組みは一般的な不動産投資型クラウドファンディングですが、募集しているファンドには特色があります。
一つは海外不動産に投資できる案件。記事作成段階では、UAEのラスアルハイマ首長国にある総戸数399戸の「MASA レジデンス」区分所有に投資できるファンドが募集されています。
この他には国内案件で2ヶ月の短期運用を予定している、川崎市の区分所有マンションファンドも特徴的。
劣後比率は先のUAE案件と同じく20%です。
10万投資で1万円は太っ腹
上記のように面白いファンドがあるCAMEL(キャメル)ですが、個人的に注目なのは以下のファンド。
・CAMEL2号 岐阜中津川リニアドミトリー
募集期間:~2/27(先着式・後入金)
予定年利:6%
運用期間:4年
募集金額:2億5,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後割合22.7%
リニアドミトリーってなんぞ? と思ったのですが、リニア建設作業員のための住居と聞いて納得。
作業現場近くに仮設の住居を作るのは一般的なことで、リニア建設であれば時期的にはともかく国策ですから計画が頓挫することもないでしょう。
何より10万円投資でAmazonギフト1万円というのはなかなか太っ腹なので、お試し投資をしてみようと思います。
CAMEL(キャメル)事業者の実績がそれほどないので多額の投資は要検討ですが、今後様子を見ながら少しずつ投資を進めていこうかと考えています。
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