融資型クラウドファンディング、「LENDEX(レンデックス)」の話題です。
今回は珍しい、3本のファンドが同時募集。それぞれについて内容を紹介していきます。
<目次>
ローンファンド 1122号
ファンドの順番で紹介します。まず最初はローンファンド1122号。
募集開始時間はすべて同じです。
・ローンファンド 1122号
募集期間:2024/2/9 19:00~(先着式・前入金)
予定年利:8%
運用期間:11ヶ月
募集金額:1,601万円
保全など:担保なし・保証あり
LENDEX(レンデックス)のファンドにおいて「不動産担保付き」という文言がない場合、そのファンドには担保はついていませんので注意してください。
本ファンドは千葉県松戸市の一棟アパートが対象で、この仕入れ資金の一部をクラウドファンディングで集めるものです。不動産担保はついていませんが、保証あり・公正証書ありです。
また本ファンドの貸付先はLENDEXですでに200件以上の正常償還実績があり、一定の実績はあるものと考えられます。
ローンファンド 1123号
・ローンファンド 1123号
募集期間:2024/2/9 19:00~(先着式・前入金)
予定年利:8%
運用期間:11ヶ月
募集金額:1,001万円
保全など:担保なし・保証あり
1122号ファンドの貸付先は1123号と同じです。不動産担保がついていませんので、万が一貸付先が破綻するようなことがあれば1122号・1123号はいずれも影響を受ける可能性があります。
こちらのファンドは千葉県八街市の一棟アパートが対象で、それ以外の条件は基本的に1122号と同じと思っていいでしょう。
不動産担保付きローンファンド 1124号
今回紹介する3ファンドの中で、唯一不動産担保がついているのがこの1124号です。
・不動産担保付きローンファンド 1124号
募集期間:2024/2/9 19:00~(先着式・前入金)
予定年利:7.5%
運用期間:12ヶ月
募集金額:1,801万円
保全など:第一位抵当権(LTV80%以下)・保証あり
1124号ファンドは千葉県市原市の土地が対象で、不動産担保がついています。不動産担保のない1122号・1123号と比べて利率は0.5%しか変わらないので、この利率の違いなら私は不動産担保付きを選びます。
ただしこのファンドは以前に募集した768号ファンドのリファイナンスであり、対象不動産が期日までに売却に至らなかったための再組成ファンドであることは注意です。
期日までに売却に至らない=危険ということではありませんし、本件は造成工事は済んでいる(≒工事部分は予定通り完了)し売却活動を続けているということですが、認識をしておくことは必要でしょう。
今回の案件について
ここ最近LENDEXには投資していなかったのですが、これまでのLENDEXの実績(償還900件以上・遅延なし)から考えてそろそろ投資を再開しようかと思っているところ。
ただ今回は19時に投資できそうもないので、いったん見送り。次の機会を待ちたいと思います。
LENDEXではほぼ即時入金が可能なので、トランシェ分けファンドが出て手元に資金があればすぐに投資できるという特徴もあります。投資家登録さえしておけばファンド登場を確認してから入金が間に合うというのは大きなメリットです。