2024年の確定申告に向けて、2023年の年間収益をまとめていました。
そこで分かった2023年のクラファン収益、TOP3の事業者を紹介します。
<目次>
今年もこの季節がやってきました
2024年確定申告のためのデータ集計が、なんとか完了しました。
クラウドファンディングは基本的に雑所得(*)となり、雑所得は雑所得の中で一括で申告してもいいのかもしれませんが、この際なので私は事業者ごとに分けて申告するようにしています。
*任意組合の不動産投資型は、不動産所得となります。
2023年の間に収益が発生したクラウドファンディング事業者は全部で42。
それぞれの事業者から何月にいくらの金額が発生したかは集計していますが、最終的な収益は各事業者からの年間収益報告書(支払い調書)に従って申告します。
不動産投資型の事業者であれば、実際に発生した収益累計と年間収益報告書の収益は一致することが多いのですが、融資型の場合は一致しません。そのため年間収益報告書の数値を確認した後で確定申告を行う必要があります。
(融資型で一致しない理由は、収益が日割りで発生しているからです)
最終チェックはまだですが、2023年のクラウドファンディング収益は税引前で¥5,376,083、税引後で¥4,224,549となりました。これに任意組合型の不動産投資収益が112,500円追加されます。
収益TOP3を発表
さてそんなクラウドファンディングから、2023年の収益TOP3を紹介。
1位はクラウドバンク。収益額は税引後で¥943,261です。
金額が多いのは一括償還のファンドが集中したことと、単純に投資金額が多かったから。ただ2023年の後半にかけてクラウドバンクへの投資額は減少傾向にあるので、2024年はランキングが変わる可能性が十分にあります。
2位はCOZUCHI(コヅチ)。収益額は税引後で¥500,249です。
COZUCHIは不動産収益が上振れした場合のアップサイド配当が人気を呼び、2022~2023年にかけて投資金額が大きく伸びました。
また2023年には大型案件がいくつか償還されたこともあり、収益が伸びたというわけです。
3位はわかちあいファンド。収益額は税引後で¥290,554です。
滋賀県に本社のある不動産投資型のサービスで、以前交流会に参加させていただいたご縁などもあり、多くの金額を投資しています。そのため収益も多く、この順位となりました。
4位以下をちょっと紹介
収益TOP3の紹介は以上となりますが、4位以下をちょっとだけ紹介します。
というのも2023年の収益1位と2位はかなり差がついたのですが、3位から7位まで(特に5,6,7位)がかなり僅差になったのが興味深かったからです。
3位は上でも書いた通りわかちあいファンド(税引後で¥290,554)でしたが、4~6位は以下のようになりました。
4位:CREAL(税引後 ¥274,916)
5位:TECROWD(税引後 ¥228,228)
6位:J.LENDING(税引後 ¥223,420)
7位:TOMOTAQU(税引後 ¥221,077)
クラファン収益の仕組み
クラファンの収益は「投資額×利率」なので、上記の順位はおおむね2023年で私が投資していた順、言い換えれば自分の中での人気リストのようなものです。
ただ投資から収益発生までにはタイムラグがありますので、2024年はまた別の事業者がランキングに顔を見せることになるでしょう。
他の投資と同様でクラウドファンディング投資にも浮き沈みはありますので、その時々に有利なファンドを選ぶことが重要。2024年もそこそこがんばってクラウドファンディング投資と情報発信を続けていきます。