クラウドファンディング事業者「SAMURAI」の話題です。
最近募集を行った「インドネシアファンド」は、あまり集まりが好調とは言えなかった様子。
その内容についてSAMURAIに質問をした回答がありましたので、紹介します。
<目次>
募集結果
先日募集された「Jトラスト インドネシアファンド1号」は、好調とは言えない募集状況でした。
募集金額が多い・利率が微妙ということもありますが、SAMURAIそのものの認知度と投資家の考える信頼性の問題もあるでしょう。
(maneoの筆頭株主がNLHD社になったことで、maneoページ上でSAMURAIの会員登録が行われています。
maneoのユーザを取り込もうとはしているのは理解しますが、あれだけ遅延が起きればmaneoへの投資家が「羮に懲りて膾を吹く」のは当然の心境です)
前回との違い
今回の案件ですが、基本的にはその前に募集されていた「Jトラスト保証付き SAF-Jトラストグループ ビジネスローンファンド3号」と変わりはありません。
ただ見た目が変わっており、これが募集が低調だった理由の一つではないかと考えています。
今回の案件は以下の通り、SAF社がJトラスト社に貸付を行う仕組みになっていおり、仕組みの説明の中には「保証」の言葉は出てきません。
一方で前回のファンドでは、SAF社はJトラスト・アジア社に貸付を行い、Jトラスト社の連帯保証が付いています。
二つの仕組みは基本的に同じなのですが、見た目の保証有り/無しが案件の人気を分けたのではないかと考えています。
SAMURAIの回答
「Jトラスト インドネシアファンド1号」の仕組みについて、SAMURAIに問い合わせを行いました。
結果は以下の通りです。
Q:SAF社からJトラスト社への貸付スキームは何か?
A:事業者ローンのスキームです。
ということで、やはりインドネシアファンドとその前のファンドの間に本質的な差はありません。
事業者ローンということは返済義務がありますし、リコースローンということは返済原資はJトラスト社の全財産が対象になります。
むしろ新しい方のインドネシアファンドは、スキームを簡素化したものと言えなくもないと思います。
ただそれでも、投資家の印象として「保証有り」と「保証無し」はかなりインパクトが違ったのでしょう。投資家側にも知識を付ける必要はあるでしょうが、SAMURAI(SAF社)側にも投資家へいらぬ懸念を抱かせないような表現が重要だと思いました。
あとは、maneo社の遅延案件の回収がどう進むかでしょう。
これはSAJP社やSAMURAIが直接関与しているものではなく、パルティール債権回収社のお手並み拝見ということになりますが、この問題を素早く、かつ投資家に有利な形で処理することができれば、間接的にSAMURAIの人気も高まるのではないかと思います。
前身のAIP証券時代(スマートエクイティ)時代から投資していた身としては、がんばりに期待したいところです。
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