SBIソーシャルレンディング(SBI SL)から、新しいファンドが登場します。
久々登場の「サービサーズローンファンド」。
通常のSBI SLで募集される案件とは少し違うところがありますので、内容を紹介します。
<目次>
案件紹介
まず募集案件の条件は、以下の通りです。
・SBISLサービサーズローンファンド8号
予定利率:6.0%
運用期間:36ヶ月
募集総額:1億9,000万円
担保:金銭債権(担保価値算定無し)
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サ-ビサーズローンファンドとはその名前の通り、サービサー(債権回収業者)に対する貸付です。
具体的にどの事業者に対して貸付を行うかは、投資家登録を行った後の限定情報となります(社名も出ています)。
まだ投資登録を行っておらず興味のある方は、ぜひ上記のリンクをご利用ください。
仕組みと特徴
貸付の仕組みはシンプルです。
資金の使途はサービサー事業者の事業資金、返済原資も同じく事業資金。
担保は金銭債権ですが、サービサーということはおそらく小口に分かれている債権であり、かつその中には債務不履行などによって信用リスクが生じているものもあると考えられます。
そういった玉石混淆の債権の集合体が担保ということなので、実際は貸付先がデフォルトしない限りは返済される可能性が高いと思います。
もう一つの特徴は、この貸付の返済方式。
返済方式
3回目までの返済:利息のみ
4回目以降の返済:元金均等
ということで、返済開始4ヶ月後からは元本も均等に返済されることになります。
36ヶ月という長い期間なので元本が拘束されるリスクを減らすことはできるのですが、一方で元本が減っていくということはそれにつれて利金も減っていくということ。36ヶ月の間、7%利率が維持されるわけではありません。
この点をどう見るかは投資家によりけりだと思いますが、いずれにせよ2億円そこそこの規模ではまちがいなく蒸発します。
参戦される方は十分な準備をお忘れなく(ちなみに私は資金不足です)。
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