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倒れゆく会社で働けますか?



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高齢化社会が進むにつれて、幸福な最期をプロデュースする「看取り」という仕事も出てくるようになりました。
しかし、看取りというのは個人だけのものではありません。会社だっていずれは無くなります。
そもそも近年においては、「会社の主目的の一つは存続することである」という、これまでの常識そのものが変わってきているのではないかとも感じています。
今回はそんな話題の雑記です。

<目次>

 
 

必要なものは、器でなく中身

企業の役員、幹部にとって、会社をずっと存続させたいと思うのは自然なことです。特に創業者に近しい人間にとっては、(自らの資産にも関わるので)それはすでに強迫観念にもなっていることでしょう。
しかし従業員や第三者の立場からすれば、会社がずっと存続する必要は特にありません。

従業員や第三者は自分が勤めている限り、あるいは自分がサービスを利用する限りその会社が存続すればいいわけです。
乱暴に言ってしまえば「後は野となれ山となれ」です。
従業員の子孫に至るまでの就業を約束しているのならともかく、そうでなければ従業員にとって会社が自分の死後も存続するメリットは多くありません。

そもそも、もしある会社が世の中に必要とされる商品やサービスを提供していないのであれば、その会社がなくなっても困る人はほとんどいません。つまり全ての会社は、何らかの意味で社会に必要なものを提供していることになります。
そして必要な商品やサービスを提供している会社であれば、その会社がなくなったとしても、どこかの会社が多少形を変えつつもその機能を引き継ぐでしょう。
つまり一握りの人間以外にとっては、必要なのは商品やサービスであって会社ではないわけです。
 
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働き方が変われば、組織も変わる

橘玲氏が執筆された本、「働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる」を引き合いに出します。
この本の中で氏は働き方を以下のように定義しており、世界はすでに3.0から4.0へのバージョンアップを目指していると著書の中で書かれています。

・働き方「1.0」=年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
・働き方「2.0」=成果主義に基づいたグローバルスタンダード
・働き方「3.0」=プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー
・働き方「4.0」=フリーエージェント(ギグエコノミー)※組織に所属しない働き方
・働き方「5.0」=機械がすべての仕事を行なうユートピア(もしくはディストピア

働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

  • 作者:橘玲
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2019/03/21
  • メディア: 単行本

そしてこの考えが正しいとすれば、バージョン3.0から上では会社組織というのは必須の形ではなくなります。
必要なのは何らかのサービスや商品を生み出す機能であって、会社という殻はどうでもよく、人や資源はその機能のために集まり、そして散らばっていく。
そんな事が日常茶飯事になれば、一つのサービスや商品を作り終えたら会社を解散するのが当たり前、という社会が来るのかもしれません。

そうなれば会社を存続させたい役員や幹部、また雇用が流動化するために実力が劣る労働者には冬の時代が来るでしょう。
現在の正社員偏重、大会社有利の就職市場と比べてどちらが良いのか、人によって意見は分かれそうです。

 

会社の最期を看取る仕事

今のところ日本では、上記のように会社の殻を壊す行為はなかなか行われていません。
ある程度の規模を持っている会社、特に非IT系ではなおさらのことでしょう。
結果として日本において会社の殻が壊れる条件というのは、その会社自体が傾きかけた時になるわけです。

私は幸いにも倒れゆく会社で働いたことはありませんが、そういった「最期を看取る仕事」も面白そうだと考えています。もちろん、経営者ではなく非管理職の一担当の立場として。
(実際そういった立場に立っていない、野次馬的な意見ですが)

何せ、倒れゆく会社では責任は存在しませんし、そこに居続ける理由もすでにありません。
おまけに、やるべきことはたくさんあります。
そういった状況で多くの経験と知識が得られる仕事を進められるというのは、私には魅力的に映ります。

傾く会社では人間関係が悪くなるという意見もあるでしょう。しかし耐えられなければいつでも辞めればいいわけですから、気楽なものです。それは給料遅配などが起きても同じことです。
人の悪いことを言うならば、一つの組織が崩れゆく様を内側から見ることができるというのは、ある意味エンターテインメントなのではないかとも思うわけです。
 
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後始末をするのは、自分も同じ

もっとも幸か不幸か、私の勤め先はまだしばらくは大丈夫だと思われます。
図体はそこそこ大きいですし、財務状況を内側から見る限り突然死は訪れそうもありません。もっとも一寸先は闇というのは、現代どこの会社でも同じことですが。

私が今考えていることは、自分自身の後始末です。
後2つか3つのコア業務を誰かに引き継ぐことができれば、それで私が今の会社にいる価値の大部分は無くなります。
*また別の仕事が来るかもしれませんが、それはその時のことです。

これまで色々な仕事を引き受け、それをこねくり回して最適化してきましたが、自分の仕事を無くすために仕事をするというのはなかなか新鮮です。
私の勤め先はまだまだバージョン1.0から2.0の中間の働き方をしていますが、もし可能なら私は一足お先にバージョン4.0の世界へ足を踏み入れてみたいと思います。
 
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