クラウドクレジットで最近始まった「ファンドパッケージ」。
その名の通り、複数のファンドを組み合わせて一つの商品にするものです。
今回このファンドパッケージに投資をしましたので、その中身の紹介も含めて記事にします。
<目次>
ファンドパッケージに投資
まずは私自身の投資から。
今回、最初のファンドパッケージ「バランス型パッケージ1号」に50万円を投資しました。
クラウドクレジットの案件は幅広く、世界の多くの国や色々な案件を選ぶことができます。それは分散投資という意味では適切だと思います。
ただ、多くの案件に少額ずつ投資していくことは管理工数が増えることを意味し、特に少額を投資する人にとっては手間の割に実入りが少ないという事もあり得るでしょう。
そういう課題に対し、複数ファンドをまとめたファンドパッケージは有効な対応策だと思います。
ファンドパッケージの中身を紹介
「バランス型パッケージ1号」の内容を見ていきます。
このおパッケージファンドは下記の通り、「7ファンド、4通貨、2地域」に分散が行われています。
分散している7つのファンドは以下の通りです。
出資先を事業者別、通貨別にまとめ直しますとこうなります。
パッケージファンドの利率8.9%は平均値、運用期間31ヶ月は最大値であり、実際には組み入れられたファンドによって条件に違いがあることは注意が必要だと思います。
(*メキシコのマイクロローンは、その上のマイクロローン事業者が債務保証しています)
どんな人向けのパッケージか?
出資先のまとめを見ますと、これまでの実績から考えればだいたい適切な分散をしているように思えました。
ただ通貨的には日本円が少なくユーロが多いこと、また振れ幅の大きいルーブルが20%入っているあたりは少し気になります。
ある程度は為替リスクを受け入れることができる投資家向けのパッケージ、という感想を抱きました。
もっとも、こういう感想は投資家によって立場が違えば意見が分かれるもの。
私の意見は数ある中の一つに過ぎません。もっと外貨に傾いたファンドがいい、という人もいるでしょう。
ファンドパッケージはこれで募集終了ではありませんし、これからリスクが大きなものや小さなもの、色々なパッケージが出てくることを期待したいと思います。
クラウドクレジットでは、第2号のファンドパッケージとして「インパクト投資パッケージ」を1月下旬に募集予定。
インパクト投資にも一定の資金を投入しようと思っているところですし、こちらも中身を見て投資を検討したいと思います。
投資を行うなら分散は重要。その際には国内だけではなく海外への投資も考えるべきです。
クラウドクレジットへの投資に興味のある方は、下記のリンクから詳細をご覧下さい。