maneo関連で動きがありました。
maneoマーケット社はクラウドリースに対して、クラウドリース社の遅延案件で十分な説明がないとして法的な措置(破産申立、保全管理命令申立、包括的禁止命令申立)を取りました。
これに関して、投資家へのお知らせが来ていますので紹介します。
<目次>
協働としての破産申立
対象のリンクは下記の通りです。
クラウドリースでは一部案件については回収が進んでいますが、多くの案件で遅延が起きています。
このタイミングで破産申立などを行うことは、maneoマーケット(MNM社)がパルティール債券回収社(パルティール)と提携したことも関係しているでしょう。
クラウドリースから資料開示について十分な回答が行われていないというのは、貸している相手とも無関係ではないように思います。
これは当てずっぽうですが、おそらく品の悪い貸付先が混じっている可能性があるのではないでしょうか。
某玉の業界が好調な時ならともかく、斜陽産業になっている現状では色々と黒い物が噴出しているだろう、というのは想像に難くありません。
今回投資家に破産申立を依頼してくるのは、このMNM社による法的措置の側面支援という意味合いを含んでいます。
参加しなくとも大きな問題はありませんが、逆に言えばデメリットもあまり無いので、私は参加しておきます。
申立の手続き
今回の破産申立は、以下のような画面で申し込みが行われています。
実際は必要書類については、後日メールで送られてきて、それを担当弁護士に送るという形を取ります。
(メールアドレス及び特設電話については隠しました)
所感
投資家の破産申立に関する弁護士費用、裁判所への納付費用はMNM社が負担。
弁護士宛の委任状などの郵送費用や、提出書類の取得費用については投資家の負担。特に文句はない負担区分だと思います。
一連のmaneo問題ではかなり大きな動きでしょう。
と同時に、破産申立によりクラウドリースの状況が判明し、お白州の上で資産回収活動が進むことが期待されます。
起こってしまったことはネガティブなことですが、きちんと法的手段がとられることは、今後のクラウドファンディングにも良い影響となるのではないでしょうか。
可能な限り情報を公開して、今回の件を引き続き紹介していきたいと思います。
手続きが進めば守秘義務などもありブログで紹介することもできなくなるかもしれませんが、その場合はご了承ください。
追記
クラウドリースのオフィシャルブログにて、武谷社長が今回の破産申立に関して反論の記事を書いています。
crowdlease.hatenablog.com
思うところはありますが、所感を軽々に言うのは不適切だと判断し、上記の情報展開のみとさせてもらいます。