融資型クラウドファンディングの話題です。
一連のmaneoの問題から、以前に同プラットフォームを利用していたいくつかの事業者が、別のプラットフォームに移ってサービスを継続しています。
<目次>
すでに移動した事業者
私の知る限り、すでにプラットフォームを移しているのは以下の事業者です。
・スマートレンド(の一部)→ クラウドバンク
・さくらソーシャルレンディング → SAMURAI FUND
もしかすると今後、同様にプラットフォームを移してくる事業者もあるかもしれません。融資型クラウドファンディングは業界再編と新規事業者台頭の時代に入ったと言えそうです。
スマートレンド案件に異常無し
今回はそのうち、クラウドバンクの話題です。
以前にスマートレンドで募集していた案件の一部については、クラウドバンクで募集が行われています。
どの案件かそれに当たるかは投資家限定情報となっているのですが、スマートレンドで投資をしたことのある投資家には簡単に分かることだと思います。
(投資していない方用のヒントとしては、「香港」と「エステ」がその案件です)
これらの案件は、スマートレンドで募集した分もまだ運用が行われています。
そしてスマートレンドは毎月、融資先に対する財政面及び事業面におけるモニタリングを行っています。
<モニタリング項目>
・財務内容の健全性
・外部環境の変化とその対策
・事業の進捗<モニタリング対象企業>
・香港消費者金融事業 C社
・エステクレジット事業 I社
・家賃保証事業 A社令和元年12月度の月次モニタリングの結果、モニタリング対象企業において順調な事業運営がなされており、融資の返済には問題がないとみております。
事業者を飛び越えてのチェック
スマートレンドにおける財務的・事業的チェックは、クラウドバンクで募集されている案件についても適用されます。
(これらの案件の貸付先は同一事業者の同一事業であるため)
そのため間接的にですが、スマートレンドのお知らせはクラウドバンクの対象案件に対する投資判断の材料になると思います。
実際私も、香港の状況については少し懸念を持っていますが投資を決めたのには、スマートレンドのこの情報が一つの材料になりました。
スマートレンドをどの程度信用できるかは分かりませんが、少なくともこれまで遅延・貸倒無しという実績は評価すべきです。
香港案件やエステ案件はこれからもクラウドバンクで募集が行われると思いますので、興味のある方は下記のリンクから会委員登録を検討してみてください。
クラウドバンク(広告リンク)