不動産投資型クラウドファンディング「FANTAS Funding」の話題です。
クラウドファンディング投資に興味のある方はどうぞ。
FANTAS Fundingはまとめて案件を募集することが多いのですが、前回は1案件、しかも投資上限のある抽選式ということで見送りました。
今回は3/16より、先着順で募集を開始。
私も投資しようと思っていますので、内容を紹介します。
<目次>
3/16から募集のファンドです
FANTAS Fundingで今回募集されるのは、4ファンド同時。
全て、3/16(月)12:00~の募集開始となります。
募集金額は1案件あたり1,000万円後半。
ファンドの利率は3~3.5%と落ち着いてきました。不動産投資型であれば利率はせいぜい5%以下なので、このくらいの利率は妥当と言えると思います。
募集に際して、事前の資金振込は必要ありません。
案件への投資ができてから資金を振り込み、投資を確定するという作業を行うことになります。
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不動産投資型クラウドファンディングと劣後出資
不動産投資型クラウドファンディングには、必ずチェックしておきたい仕組みがあります。
それは、「劣後出資の割合」。
融資型における担保や保証のように、不動産投資型にも投資家の資金を守るための仕組みがあります。
それが劣後出資であり、投資家が投資するのと同じ案件に営業者であるFANTASも投資を行うというものです。
売却損が発生しても、約20%(案件によって変わるようです)までの損害であればFANTASが金額を負担。
出資者には被害が及びません。
逆に言えば、売却損が起きれば最初に削れるのはFANTASの資金ですので、FANTASには案件をきちんと運用し売却をするというモチベーションが働くわけです。
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ファンドを比較してみました(不動産の住所)
今回募集される4つのファンドを比較してみました。
まずは、利率、期間、区分、住所から。
利率は3~3.5%と平均的。期間も5~7ヶ月であまり差異がありません。
以前には1年近い運用期間の案件もありましたが、今回はこのくらいになったようです。キャピタル型ということはこの期間内に売却を前提としているわけで、もしかすると売却先に一定の目処があるのかもしれません。
物件の種別は全て区分マンション。
今回の募集に限って言えば、東京都の案件が3.0%、横浜の案件が3.5%という違いがあるようです。
募集額と表面利回り(仮)
次に、それぞれの募集額と表面利回り(仮)を計算します。
募集額は1,000万円の後半でほとんど同じ。
表面利回りの計算をするためには色々な数値が足りないので、ここでは簡略に計算して(仮)を付けました。
(表面利回り・仮)=(検索された家賃の最低値×12)÷(物件価格÷0.8)
で計算しています。「÷0.8」というのは、劣後出資比率を20%と仮定してのものです。
66号案件だけ表面利回りが高いですが、個人的にその部分にはあまり興味がなく、どちらかと言えば全ての案件の表面利回りが募集利率を上回っていることに注目しています。
これをどう取るかは人それぞれでしょうが、私は「無理のない利率」だと判断します。
先着方式で、募集開始と同時に全てのファンドに募集が殺到するのは間違いないでしょう。一つのファンドにしか募集できそうもないので、どのファンドに募集するかを検討していきたいと思います。