不動産投資型クラウドファンディング「ASSECLI」の話題です。
先日、運営会社の名前の通り「プレミアム」な案件を募集したASSECLIですが、第2号案件の募集が3/16から始まります。
内容を紹介しますので、興味のある方はどうぞ。
<目次>
運営会社と初回案件
ASSECLIの運営会社は「エボルゾーン社」。
一棟収益不動産を中心に、創業以来1,000件以上の取引実績のある事業者。
さらに、売買だけではなくマーケティングやデザイン、リノベーションなどのワンストップサービスも提供している会社です。
そのASSECLIの最初の案件は、まさに大盤振舞。
不動産投資型クラウドファンディングで都庁駅前区分マンション、8%6ヶ月は開店大サービス案件でしょう。
2号案件はあの高級住宅地
そのASSECLIから3/16、新しい案件が登場します。
今回は有名な高級住宅地にある物件(1LDK)の区分所有となります。
・インカム重視型 白金台(区分)2号ファンド
募集開始:3/16予定
予定利率:4.0%
運用期間:6ヶ月
募集総額:3,000万円(先着順)
物件名:リビオレゾン白金(港区白金6丁目)
物件概要:鉄筋コンクリート造・41.19m2
物件は恵比寿駅と白金高輪駅の中間に位置し、国道にも近い12階建てビルの11階。
1LDK、専有面積は41.19m2です。
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仕組みと劣後出資
ASSECLIの投資の仕組みは、「不動産特定共同事業法に基づいた不動産投資型クラウドファンディング」です。
不動産特定協働事業者であるASSECLI(の運営会社)が匿名組合を作り、投資家は契約の上で出資金を払い込みます。
この現物不動産を賃借することによる賃料や、不動産を売却することによる収益が返済の原資です。
賃料や不動産売却によって得られた利益は、まず優先出資者(投資家)に対して予定分配率まで分配されます。
その後残った利益はASSECLIが受け取ることになります。
ASSECLIは劣後出資者ですので、もし不動産の売却時などに元本損失が起きた場合、その損失を最初に受けることになります。
今回の案件では劣後出資率が10%ですので、10%を超える損失が起きて始めて投資家の元本が削れます。
「白金台(区分)2号ファンド」まとめ
今回の案件は6ヶ月4%と、前回と比べれば条件的には落ちますが、それは前回が開店大サービス案件だっただけ。
不動産投資型で実質利回り8%というのは本来まずありません(つまり、ASSECLI側がそれだけ自腹切っていた側面があります)。
今回はまずまず標準的な条件なので、普通なら人気は出るでしょう。
ASSECLIが開始まもない事業者で投資家登録数が少ないことと、最近の株式市場の大騒動で投資家がナーバスになっている影響がどこまで出てくるか、注目したいと思います。