ロボットアドバイザー投資「WealthNavi（ウェルスナビ）」の話題です。
新型コロナウィルスの影響があり、世界の株式市場は急落＋乱高下。
値動きのある投資が苦手な私が、こんな時に取れる動きはただ一つ「気絶」だけです。
そんな中、ウェルスナビの状況がどうなっているかページを開いてみました。
＜目次＞
恐る恐る開いたウェルスナビの状況
私は2018年の10月頃からうぇるすなびでの積立を開始し、今回の騒ぎが起きる前は株高にも支えられ好調な投資成績でした。
ところがそこに襲ってきた新型コロナ騒ぎ。もちろん、影響を受けないわけがありません。
ということで、恐る恐るウェルスナビの画面を開いてみました。
「何があっても操作（売買）はしない」と書いた紙をディスプレイにぶら下げて。
ということで、上記が結果です。ドルベースで-0.4%、円ベースで-2.7%。
「思ったより落ちてないな」というのが、正直な感想でした。
たださすがに赤丸部、今回の株価クラッシュによる影響は明らかですね。
ポートフォリオとリスクグレード
もっともこれは、私のリスクグレードが最低の「1」であることが大きいでしょう。
リスクグレード「1」では、各国の株の占める割合は25%ほどしかありません。
そのため、例えば全世界の株が3割下落したとしても、資産全体に対する影響は30%×25%で7.5%ほど。
私のウェルスナビへの投資額は300万円くらいなので、影響は20万円程度におさまっているわけです。
リバランスが行われていました
ウェルスナビでの資産推移を見てみると、ちょっと気になった部分を見つけました。
それが、1ヶ月資産推移の赤丸部です。
これは私が気絶している時のものなので、積立を行ったわけではありません。
何があったのかと見てみると、リバランスが行われていました。
リバランスとは、投資資産の中で資産配分のバランスを変更することを指します。
私が投資しているリスクグレード「1」は、おおよそ株式25%、債券65%、金と不動産で10%というバランスなのですが、この数値から大きく外れた時には多くなった資産を売り、少なくなった資産を買って本来のバランスへ調節します。
売却したのは米国債券、物価連動債、金。購入したのは各種の株と不動産。
新型コロナの影響により相対的に割合が上がった商品を売却し、下がった商品を購入したことになります。
私はこの間気絶していただけ。それでもシステムは勝手に売買を行い、当初設定された本来のバランスへ戻そうとする対応を行ってくれました。
感情や予断が入らずに取引できるのは、こういう時にはありがたい機能だと思います。
柴山CEOからのメッセージ
上記の通り、現在の相場は新型コロナウィルスの影響で乱高下をし、ボラティリティ（価値変動幅）がとても大きい状態にあります。
こういう時には、投資に慣れた人であっても厳しいもの。ましてや初心者の方ならなおのことです。
そしてロボットアドバイザー投資には初心者も多く、不安を和らげるためにウェルスナビの柴山CEOがメッセージを発しています。
www.wealthnavi.com
今日、お伝えしたいポイントは3つあります。第1に、10年、20年かけて資産を築いていくという観点からは、仮に金融危機が起きても、その影響は実は大きくありません。第2に、相場の変動を見て、いま、特別な行動をとる必要はありません。第3に、今は資産運用以外にも時間とエネルギーを使うべき大切なことがたくさんあります。ウェルスナビはそのお役に立てるよう努力していきます。
（上記メッセージより）
暮れない昼はありませんが、明けない夜もありません。好景気も不景気も永続するものではありません。
一時の感情に囚われず、長期投資をこれからも続けていきたいと思います。
