融資型クラウドファンディングを手がける、「SAMURAI FUND」の話題です。
・SAMURAI FUNDで募集されるファンドの特徴と人気筋
・情報開示方針の変更、何が変わったのか?
・キャンペーン情報
についての紹介となりますので、興味のある方はどうぞ。
<目次>
やはり人気は保証付案件
SAMURAI FUNDのここ最近の募集状況は、上記の通りとなります。
見て分かる通り、案件が満額募集完了しているのは「日本保証 保証付きファンド」。
保証の付いていない事業応援ファンドは、満額成立はしていません。
大きな理由には保証付きと保証無しのファンドで、あまり利率が変わらないことがあると思います。
このままの利率ですと保証付きに流れるのは当然のことですので、条件をもう少し差別化した方がいいのではないでしょうか。
保証会社×不動産担保、そりゃみんな流れます
日本保証の保証付きファンドは、その名前の通り保証会社が間に入って債務を保証するというもの。
さらに例のような案件では、万が一保証会社に何かあったときのために不動産担保まで付いています(赤枠部分)。
これだけ手厚い保全が付いて利率6%では、元利均等返済・担保保証無しの7%案件の人気が出ないのは当たり前なわけで。
投資家としてはありがたく良い案件に投資するだけですが、このあたりは早晩見直しが入るような気もします。
情報開示方針が一部、変更になりました
SAMURAI FUNDで募集されている貸付型クラウドファンディングは、以前は案件の匿名化・複数化が求められていましたが、様々な問題から撤廃されることになりました。
情報開示をどこまで行うかについては、それぞれの事業者に委ねられています。
SAMURAIの場合、4/28にこの情報開示方針が変更になりました。赤字が変更になった部分です。
1.新規の案件について原則、実名開示(債務者の内容等)による募集を行ってまいります。
2.貸付先より名称を匿名とする要望が提示された場合、匿名化の理由を当社で十分に審議の上、当該理由について開示情報に明記いたします。
その上で、さらに以下の要件に該当する案件については例外として匿名による募集を可能といたします。
・ 十分な信用余力を有した企業(保証会社、上場会社等)による債務保証が付与されている場合
※貸付先の名称を匿名とする場合、当該理由について明記いたします。
※債務保証を行う企業については当社にて審査を実施いたします。
・個人情報保護等で開示が難しい場合
・貸付先を特定するターゲットファンドではなく、貸金業者である営業者の判断により貸付を行う形態のファンドの場合
※別途貸付方針、貸付・審査基準を開示致します。
個人の感想ですが、匿名化の条件としては納得できるものです(最後の営業者判断の場合は、公開される審査基準が重要になりますが)。
必要なのは匿名化の理由と審議結果の明確化です。
投資家には「投資する/しない」の選択肢はあるわけですから、情報が開示されていればあとは投資家一人一人の判断でしょう。
「在宅応援!!」キャンペーンの内容
SAMURASI FUNDでは5/29まで、二段構えのキャンペーンを実施中。
「新規会員登録」と「その後の投資」で、それぞれプレゼントがもらえるという仕組みになっています。
【対象】
SAMURAI FUNDに新規登録する個人と法人
【内容】
STEP1:キャンペーン期間中に「SAMURAI FUND」にて新規口座開設を完了
→500 円をキャッシュバック
STEP2:新規口座開設後、キャンペーン期間中に「5 万円以上」商品を購入
→さらに 500 円(合計 1,000 円)をキャッシュバック
【キャンペーン期間】
2020/04/08~2020/05/29
【プレゼント方法】
6月下旬~7月上旬にデポジット口座へ入金