SAMURAI FUNDの話題です。
人気の保証付きファンドが延期になった理由、募集中の案件の紹介、そして最後にはSAMURAI FUNDも関係している新事業者がサービス開始か? という内容です。
興味のある方は、ぜひごらん下さい。
<目次>
「日本保証 保証付きファンド7号」は募集延期
日本保証の保証が付いている人気ファンド、「日本保証 保証付きファンド7号」が募集延期となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、計画していた不動産登記に遅れが発生し、決済日が変更となる旨を貸付先である不動産事業者Dより営業者に連絡がございました。
その報告を受け、2020年5月22日に募集を予定しておりました「日本保証 保証付きファンド7号」につきまして、募集を延期することといたしました。
延期になったことは残念ですが、この内容ではしかたないと思います。
おそらく今回の案件、日本保証の保証を付ける際に対象の不動産に日本保証とSAMURAI FUNDの共有抵当権が設定されることになっていると想像します。
(参考画像)
不動産の決済日が変更になったということは、この共有抵当権が設定できないということ。
その状態で日本保証が保証を付与するのはリスクが高く、やるべきではありません。賢明な判断だと思います。
募集済みの案件
SAMURAI FUNDでの最新案件は、物流会社のバックファイナンス(不足している資金を融資するのではなく、使用した自己資金の穴埋めの融資のこと)した。
金利は高かったのですが、さすがに担保保証無しというのが影響したのか、半分ほどの募集にとどまっています。
・「日本の企業を元気に!」 事業支援ファンド6号
予定利率:7%
運用期間:6ヶ月
募集総額:7,500万円
担保:無し
担保保証無しの案件ですが、その代わりに元利が分割返済になっています。
最初の月から返済がありますので、リスクは軽減されていると言えるでしょう。
「物流会社から貸付先への返済については、自己資金(事業収益含む)による返済が予定されている」ということ、及び元利分割返済であることから、物流会社は安定的な収益があるものと思われます。
新しい参入事業者、さていつから開始?
最後は、SAMURAI FUNDにも関係のある事業者がクラウドファンディングに新たに参入するという話題です。
キーノート社が、新たに不動産投資型クラウドファンディングに参入すると発表しました。5/19付けで東京都が許可申請を受理、許可取得後に本格的に動き出すとのこと。
このキーノート社は、KeyHolder社(JASDAQ上場会社)の子会社で、さらにKeyHolder社はJトラスト(東証2部上場)の関係会社。
一方でSAMURAI FUNDを含むSAMURAI&J PARTNERS(JASDAQ上場)はJトラストと業務提携をしていて、Jトラストを軸にしてSAMURAI FUNDとキーノート社は関係があります。
どういった不動産投資となるかはまだ未定ですが、何か分かればまた記事にしたいと思います。