貸付型クラウドファンディング、SBIソーシャルレンディングの話題です。
SBIソーシャルレンディングから珍しいメールが届きました。
あまり見覚えのない内容で、これが届くということは今が狙い目、ということなのかもしれません。
<目次>
もしかして、集まりが悪い?
SBIソーシャルレンディングからのお知らせは、通称「無印」と呼ばれる「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」。
毎月2回募集される、5月の第2回分です。
いつもSBIソーシャルレンディングをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
まもなく募集期間が終了するファンドの情報をお送りします。
月2回募集を行う常時募集型であり、「不動産を担保にローン事業を営む事業者(最大8社)」向けの貸付事業で運用するファンドです。
私の知る限り、「無印」ファンドの終了情報がメールで送付される例は、皆無ではありませんが珍しかったように思います。
これはもしかすると、あまり集まっていない、ということなのかもしれません。
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どうも、予想は正しそうです
「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」は月2回(15日と末日)を締め日とし、その時までに集まった金額を投資するという常時募集型のファンドです。
もし、締め切った時点で「集まった金額>貸し付ける金額」となっている場合、先着順で貸付が行われ、残った金額は次の期間にロールオーバーされることになります。
(ロールオーバーの実例や手続き)
www.sallowsl.com
「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」の応募金額はSBIソーシャルレンディングの公式サイト上で公開されており、ここ最近の応募金額の推移は以下のようになっていました。
赤枠部が応募金額。
2月、3月、4月と明らかに少なくなっており、集まりが悪くなっていることが分かります。
もしかして・・・という予想
これは予想ですが、おそらく今回の無印ファンドは貸付予定額まで集まりきっていません。
そのため、今から応募してもおそらく今回の締め日に間に合うのではないかと思います。
ロールオーバーが発生すると資金が半月以上追加で拘束され、その分は利息が発生しませんので実質的な利率は落ちることになります。投資を考えている人には、今は狙い目と言えるかもしれません。
ちなみに応募金額が振るわなかった理由、足下の新型コロナ禍で投資マインドが冷えているということもありますが、ここ最近SBIソーシャルレンディングで多くの高利率・大型オーダーメイドローンファンドが募集されたのも無関係ではないと思います。
もしかすると今回応募額が振るわなかったことで、これまで貸付先が1社に限定されていた「Neo」ファンドに初めて2社目の貸付先ができる・・・などということもあるのかも、と勝手に想像しています。