ふるさと納税の話題です。
以前にも話題にした「ニコニコエール品」に第2弾が登場しました。
ふるさと納税の返礼品は、寄付額のおおよそ3割程度(各種条件あり)と定められています。
その基準を例外的に超えているお得な返礼品が、この「ニコニコエール品」です。
<目次>
返礼品の上限が引き上げられた理由
新型コロナの感染拡大により打撃を受けたのは、観光業や運輸業だけではありません。
農林水産・畜産業においてもインバウンドの落ち込み、輸出の減少によって、在庫増加や価格下落が起こり生産体制が危機に瀕しています。
そういった状況を打開するため、ふるさと納税の仕組みを使って生産者を救済しようというのが、「ニコニコエール品」の目的と思われます。
ニコニコエール品は、農林水産省の補助事業。
一方でふるさと納税は総務省の事業ということで、本来なら省庁の壁が存在しているはずなのですが、コロナ禍を前にそんな事を言っている場合ではないということでしょうか。普段からやってもらいたいものですが。
どのくらいお得なのか?
ふるさと納税の返礼品は原則3割ですが、ニコニコエール品では農林水産省の補助事業を用い、通常より低い価格で調達されています。
そのため返礼品3割の原則を守りつつ、通常よりも多い返礼品を送ることができるようです。
例えば鹿児島黒牛であれば、通常10000円の寄付(納税)で300gのところ、倍の600g。
鹿児島黒牛ロースの相場は私が調べたところ100gで1000円くらいですので、本来なら返礼率6割でルール違反のところ、補助事業で100g500円くらいで仕入れている、ということなのでしょう。
お得な返礼品を紹介
それではここから、お得な返礼品を紹介していきます。
最初のオススメは、もちろん上記の鹿児島黒牛。10000円で600gは破格です。
今回の「ニコニコエール品2」では、主に牛肉の返礼品が多い印象です。
それ以外の牛肉で注目と言えば、使いやすいところで黒毛和牛切り落とし。
1.77kg(590g×3)が10000円の寄付で手に入ります。
焼肉も手に入ります。幻の和牛【土佐あかうし】500gが10000円。
海産物の紹介
海産物についても紹介します。
まずは、不動の人気を誇るウナギ。今年は少し安いと聞いたこともありますが、それでも特に国産は高いイメージです。
こちらでは国産ウナギ140g×3が10000円。
ウナギは訳あり品でなければ、140gの蒲焼き1本で2,000円はしますので、返礼率は6割くらいの品物になっています。
私が個人的に選ぼうと思っているのは、下記のマグロ。
もう少し寄付の枠は残っていますので、マグロと牛肉を考えています。