融資型クラウドファンディング大手、SBIソーシャルレンディングの話題です。
そういえば最近オーダーメイドが出てないなと思ったのですが、新年一発目の「Neo 22号」が登場。
内容を紹介します。
<目次>
SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 22号
2021年最初のSBIソーシャルレンディング オーダーメイドファンド(随時募集型ファンド)は、不動産を担保とするローン事業者に貸し付ける「Neo」のファンドです。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 22号
募集開始:1/14 10:00~
予定利率:5.5%
運用期間:12ヶ月
募集総額:5億円
「Neo」ファンドは号数の通り22号ファンドまで登場していますが、貸付先は全て同じです。
「Neo」が付かない通称「無印」ファンドの貸付先は8社(8社全てに貸し付けるのではなく、資金需要があるところのみに貸し付けています)ですが、こちらの「Neo」は1社のみとなっています。
案件の詳細は従来通り
この案件は、貸付先が所持している「抵当権によって担保された貸付債権」に質権を設定します。
(貸付先は不動産を担保に貸付を行う事業者で、その担保になっている不動産に、SBIソーシャルレンディングが質権設定を行っているということです)
対象となる不動産はおそらく複数で、不動産価値の総額に対して85%を上限に貸付を行います。
この点、「Neo」が付かない「無印」は70%上限ですので、若干リスクは上がっていると言えると思います。
自分の投資ポートフォリオを確認したところ、SBIソーシャルレンディングへの合計投資額は約1,320万円でした。
うち「無印」ファンドへ710万円、「Neo」ファンドに160万円投資していますので、もう少しNeoファンドの割合を増やしても良いと判断し、今回は投資できたらしようと思います。
Neoファンドの貸付残高について
先に書きました通り、「Neo」ファンドの貸付先は全て同じです。
ということは注意すべきは、集中リスク。そこで、「Neo」ファンドの現状をちょっと調べてみました。
下記のデータは2021年1月13日、この記事を作成した時点での情報となります。
これを見ると、「Neo」ファンドの現在の運用額は約54億円という結果になりました。
SBIソーシャルレンディングの公式サイトによると、事業者全体の融資残高は448億円(2020年12月末現在)。ということは、Neoファンド一つで融資残高の1割強を占めることになります。
これを多いと取るか、少ないと取るかは投資家次第ですが、分散投資の参考にして下さい。