ソーシャルレンディング投資記録(新)

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「マネーリテラシー」という言葉への違和感



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今回は雑記です。最近よく、マネーリテラシー、マネリテという言葉が聞かれるようになっています。

ただ一部では、首をひねりたくなるような使われ方があるのは確か。
その違和感を言葉にしてみました。


<目次>

 
 

まずは定義から


話を始める前に、まずはマネーリテラシーの定義から確認します。

マネーリテラシーとは、金融広報委員会(知るぽると)によれば「お金の知恵・判断力」。
つまりマネーリテラシーというのは、「お金に関する知識を持ち、それを活用する能力」のことを示します。


www.shiruporuto.jp


ちなみに金融広報委員会では、「生活スキルとして最低限身に付けるべき金融リテラシー」を年齢層別にマッピングした「金融リテラシーマップ」を公開しています。

まだ見たことがない人は、下記のリンクからどうぞ。
「年齢層別の最低限」となっていますが、それにしてはなかなか高度な内容も含んでいるという印象です。


金融リテラシーマップ(知るぽると)


 (上記より一部抜粋)
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日本という国の問題


一般的に日本の金融教育は、諸外国に比べて遅れている、教育の程度が低いと言われています。
なんでもかんでも諸外国に合わせるのが良いとは思いませんが、これについては改善をすべき内容でしょう。

下記の記事でも書いてありますが、金融教育が遅れている背景にあるのは、日本人に根強く残る「投資=悪、危険」、「お金儲けは汚いことだ」という考えだと思います。


gendai.ismedia.jp


上記の記事にあるように「2022年度から実施される高校の新指導要領では、家庭科の授業の中で「資産形成」について指導する」ことになりました。これが、遅ればせながら日本において金融の知識を高める一助になればと思います。


そして同時に、一人一人で思い直さなければいけないことは、その根っこにある価値観の修正、できれば根絶です。
上記の記事にあるように、「お金は汚いもの」という価値観をアップデートする必要があります。

言うまでもなく、法に抵触しない範囲において手に入れた1円には違いはありません。
汗水垂らして労働する1円も、1クリックで稼ぐ1円も、あるいはこんなブログから発生する収益の1円も、全て同じです。


「投資=悪、危険」、「お金儲けは汚いことだ」などという考え方を持っているなら、そもそも投資家なんてやっていられないはずです。
 
 

マネーリテラシーの中身は?


マネーリテラシーに戻って、その中身を見てみます。
マネーリテラシーが何によって構成されるかは、人によっても若干の違いはあると思いますが、例えば下記の記事を引くことにします。


www.gala-navi.com

1.複利複利を生かして運用することで資産を増やす
2.正しい貯蓄:「残ったら貯める」ではなく「最初から貯めてしまう」
3.よい借金、悪い借金:「資産になるものに投じる」ための借り入れはよい借金
4.税金:節税について
5.クレジットカードなどの決済手段:リボ払いなどクレカの知識


おおむね分かっているつもりでも、本当に理解しているか? と聞かれたら答えはNOですし、ましてや正しく行動できているかと聞かれたら自信はありません。

分かっているつもりでも分かっていない。少し理解すれば、理解していない自分を理解するようになる。
まさにダニング=クルーガー効果そのままです。いつまでも勉強あるのみ、ですね。


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 (引用:http://karapaia.com/archives/52191924.html
 
 

どこまで行っても、自戒の言葉であるべき


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そして本題、タイトルにもなっている「マネーリテラシー」という言葉への違和感について。

前述の通り、マネーリテラシーは正しいお金の知識を得て、それを応用し生活を豊かにしていくということを意味します。つまり、どこまで行ってもその対象は自分(+家族)であり、自戒のための言葉であるはずです。


ところが実際に見回してみると、この言葉が他者を蔑む意味、マウントを取る意味で使われているようなことが散見されます。

あるいは他者のマネーリテラシーの低さを指摘し、焦燥感を植え付けてビジネスへ誘導しようとする動きもあると、私には感じられます。これも前述の他者を蔑んだりマウントを取ったりするのと同種です。


マネーリテラシー自体は重要な概念であるのに、一部不適切な言葉の使用によって、マネーリテラシーという言葉全体が貶められるというのは、金融教育の点や将来の社会から考えても望ましいこととは思えません。

マネーリテラシー(笑)などと言われてしまうことは、避けなければならないと思っていますし、私はそれを助長する動きこそを批判します。
 
 

まとめ:マネリテ? ヒトリテ?


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私は自分自身、マネーリテラシーが高いとは思いません。高くなるための勉強は、ずっと道半ばです。


だからこそ、余所様のマネーリテラシーをどうこう言ったりはしません。マネーリテラシーが高かろうが低かろうが、資金に困ることなく幸せな生活が送れるのなら、それはその人にとって成功の人生だからです。

同様に他人の投資方針についても、意見を求められれば答えますが、自ら首を突っ込んで意見(特に否定的な意見)をすることもありません。

人は十人十色、投資も千差万別、みんな違ってみんな良い。


厳しい言い方で失礼いたしますが、他者を攻撃したり否定したりするというのは、マネリテ以前にヒトリテ(人間としての知見)の問題だと思います。

まずは他者を否定しないこと。それが金融教育、そして大人の必修科目の第一歩ではないでしょうか。
 



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