maneoの沖縄案件で動きがありました。
競売の結果が決まり、裁判所が売却決定期日(3月)まで、許可決定について審議を行うことになりました。
内容を紹介します。
<目次>
沖縄・石垣の案件です
今回進捗があったのは、2019年5月に延滞が発生した「沖縄県石垣市エリア 不動産担保付きローンへの投資」です。
延滞の発生と、これまでの状況が下記の通り。
沖縄は経済好調な場所ではありますが、コロナ下での厳しい状況、また対象物件が「ホテル建設を目的とする開発許可申請」であったことから、先行きの不安はありました。
■2019年
5月:不動産事業者Oによる販売活動と並行し事業者C社においても売却活動を実施
6月:競売開始決定
11月:パルティール社に回収業務を委託
■2020年
2月:競売手続きの取下げ、及び再度の任意売却交渉
5月:競売申立て
6月:競売開始決定
今回、2021年の1~2月に競売開札が行われ、進捗が見られました。
開札結果
パルティール社が申立てを行った競売につきましては、期間入札が令和3年1月に行われ、開札の結果、最高価買受申出人の入札価格は4億5,180万円でした。
これに対し執行裁判所は3月の売却決定期日まで許可決定について審議することとなります。
貸付額が6億円、入札額が4億5,180万円でしたので、入札ベースにおける回収率は75%程度とまずまず。
コロナ下でなければもう少し高く売れたのかもしれませんが、こればかりは仕方ありません。気持ちを切り替えて前向きに、次へいってみようと思います。