太陽光発電所の案件の話題です。
悪い案件ではないと思うのですが、さすがに少し募集額が多かったのかもしれません。案件成立は確定したものの、埋まり方は今一つのようです。
<目次>
ソルセル(太陽光発電所売買)事業支援ファンド2号
CAMPFIRE Ownersで、「ソルセル(太陽光発電所売買)事業支援ファンド2号」が募集中です。
・ソルセル(太陽光発電所売買)事業支援ファンド2号
予定利率:6%
運用期間:18ヶ月
募集総額:1億円
【CAMPFIRE Owners 公式サイト】(広告リンク)
貸付先はエレビスタ社。
エレビスタ社はWEBマーケティング事業、エネルギープラットフォーム事業を行うベンチャー企業で、太陽光発電所の売買仲介ポータルサイト「SOLSEL(ソルセル)」を運営しています。
今回募集する資金の用途は、太陽光発電所の購入費用や関連費用であり、発電所の売却代金やエレビスタ社の事業収益が返済原資となります。
前回と比べた人が多かったかも
このファンドですが、記事を書いている時点で成立は確定していますが、1億円の募集枠に対して集まり具合は今一つ。
理由の一つは募集枠が1億円と多かったこともあるのでしょうが、今回のファンド条件が「利率6%・18ヶ月」と、前回募集した時の「利率6.5%、11ヶ月」と比べられたこともあるのかと思います。
基本的にはエレビスタ社の信用リスク
本案件はCAMPFIRE Ownersのプラットフォームを通じ、エレビスタ社の太陽光発電所案件に出資を行います。
取り扱い事業者、営業者はCAMPFIREですが、CAMPFIREが太陽光発電事業を行うわけではなく、あくまでも金銭消費賃借契約に基づく貸付を行うのみです。
貸付金はエレビスタ社へのリコースローン(借り手の全財産が返済原資になる貸付)ですので、太陽光発電事業が例えうまくいかなかったとしても、エレビスタ社に支払能力があれ元本は欠損しません。
CAMPFIREは太陽光発電にもエレビスタ社の経営にも無関係なので、実質的なリスクは、エレビスタ社の支払リスクのみと言えるのではないでしょうか。
そのエレビスタ社ですが、財務情報(会員登録すると開示されます)はここ3期売上高増加、純利益も増加傾向にありますので、今のところ経営は安定していると思います。