融資型クラウドファンディング、「CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤー オーナ-ズ)」から、新しいファンドが登場します。
私も投資しようかどうか迷っているファンド、内容を紹介します。
<目次>
ROBOT HOUSE事業支援ファンド2
今回募集の案件は、以下の条件となっています。
・ROBOT HOUSE事業支援ファンド2
募集開始:4/27 11:00~
予定利率:4%
運用期間:6ヶ月
募集総額:3,000万円
担保など:担保無し、日本保証による保証契約付き
本案件は、不動産事業・システム販売事業を行う「日本ファンディング社」による、土地の仕入れ資金に用いられます。
尼崎市の土地を購入、賃貸アパートを建築して、土地付き建物を第三者に販売することでEXITとなります。
あくまでも予測ですが、運用期間が半年ということは販売先について何らかの目処は立っているものと思われます。
保全の仕組み
本案件では、営業者CAMPFIRE社から日本ファンディング社への貸付に対し、日本保証社による債務保証が付されています。
もしも日本ファンディング社が貸付資金を返済できなくなった場合は、日本保証がその債務を保証することになります。
日本保証も日本ファンディングもJトラストのグループ会社なので、厳密に言えば身内による保証(もっと言えば、代表取締役が同一人物)ということになってしまうのですが、万が一の場合は日本保証の信頼問題にも関わるので、それほど大きな懸念ではないと思います。
(もちろん、日本保証自体のデフォルトがあれば話は別ですが)
土地の仕入資金の決済は2020年4月末予定で、日本ファンディングが立替払いを行い、そのバックファイナンスということになるようです。
まとめと投資判断
今回のファンドがデフォルトする条件は、「日本ファンディングと日本保証がいずれもデフォルトする」というものであり、可能性としては低いと思われます。
(それ以外にCAMPFIREのデフォルトもありますが、CAMPFIREは日本ファンディングや日本保証とは資本が独立なので、こちらもそれほど心配する必要はないでしょう)
前回の「ROBOT HOUSE事業支援ファンド」は短期間で満額埋まったことから、こうした保証付きファンドの人気は高く、今回も短期間で埋まる可能性が高いと考えられます。
利率4%は少し寂しいですが、保証付きを考えれば分散投資先としてはアリではないでしょうか。