不動産投資型クラウドファンディング「ちょこっと不動産」の紹介記事です。
運営会社とサービスについて紹介します。
<目次>
運営会社は「良栄」
ちょこっと不動産を運営するのは、不動産事業者の「良栄」です。
良栄は平成4年に開業、令和元年に不動産特定共同事業の許可を受けました。
事業内容は、不動産の開発事業、賃貸事業、そしてファンド事業。
本社は新宿区、代表取締役は「森田良人」氏、資本金は1億円で、ざっと調べた限り特にネガティブな情報は見当たりませんでした。
営業者の財務状況
営業者の直近期売上は約160億円、経常利益は約5億円。
経常利益についてはコロナ下で多少下がってはいますが、まずまず健全利益を出していると思います。
(売上高)
(経常利益)
本業が順調な会社がクラウドファンディングに進出する場合、新たなビジネス可能性を求めて参入することが多く、クラウドファンディングで大きな利益を上げる必要性は少なくなります。
結果として、投資家にとっては安全な投資先になり得る、と判断しています。
ちょこっと不動産のサービス紹介
ちょこっと不動産は2021年3月にサービス開始をリリースし、現在第1号案件の準備中です。
内容としては多くの不動産投資型クラウドファンディングと同じく、「優先劣後形式」を採用し、小口(ちょこっと不動産では1万円から)の資金で投資できる仕組みになっています。
ちょこっと不動産のサービスに登録している者同士による譲渡は可能(ただし手数料必要・11,000円)、クーリングオフ期間後の解約はやむを得ない場合のみ可能、とこれも通常の不動産投資型と同様の内容となっています。
1号案件紹介
ちょこっと不動産では、1号案件が公開中です。
募集開始は5/14、募集総額は840万円で劣後出資比率は30%。年利6%で6ヶ月の運用。
1口1万円からの投資が可能です。
募集金額があまり多くないことから、まずは不動産投資型クラウドファンディングの様子見案件だと推測しています。
特徴のある条件ではありませんが、本業が好調な会社が数百万円規模のファンド事業を初回からコケさせる意味もないので、比較的安全な投資先として検討の価値はあると考えます。
とりあえず私は登録して、最初の案件に投資するかどうかはその後に考えます。