AI搭載のロボットアドバイザー、「ROBO PRO(ロボプロ)」の話題です。
基本的に毎月一度のポートフォリオ変更が行われるROBO PROですが、今月の変更は大幅なものになりました。
内容を紹介します。
<目次>
ROBO PROのおさらい
ROBO PROは「投資一任型」のロボットアドバイザーで、投資実施やリバランスなどを最適化して自動的に発注、運用を行うものです。
投資一任型のロボットアドバイザーは数多く存在しますが、ROBO PRO最大の特徴は「AIが搭載されている」ことです。
*勘違いされている意見も散見されますが、通常のロボットアドバイザーにはAIは組み込まれていません。
ROBO PROに搭載されたAIは、膨大なマーケットデータを読み込んで投資戦略を決定し、それをポートフォリオの変更という形で目に見える形にします。
つまりROBO PROのポートフォリオ変更は、「AIがその時々の世界・相場をどう見ているか」のヒントになるわけです。これが私が、個別株や米国株に投資する人であっても、ROBO PROに資金を追加した方が良いと主張する根拠です。
ROBO PROの含み益と確定利益
2021年6月30日、ロボプロのポートフォリオの月次変更が行われました。
同時にROBO PRO内部で売買が行われ、含み益が変動しています。
変更前(6月中旬)
↓ ↓ ↓
変更後(6月末日)
6月中旬→6月末で投資元本も増えているので、単純な比較はできませんが、含み益がごっそりと減っていることが分かると思います。
この分はポートフォリオの変更に伴う確定利益が発生したためで、6月末日の画像では含み益は「¥80,280」と表示されていますが、実際の含み益+確定利益は合計で¥303,407あります。
6月末のポートフォリオ変更
変更後のROBO PROのポートフォリオは下記の通りです。
株式、債券の中身は以下の通り。コモディティの中身は全て金です。
6月末変更後のポートフォリオ:
米国株:18%
先進国株:3%
新興国株:3%
米国債券:35%
ハイイールド債:11%
金:28%