不動産投資型クラウドファンディングに、また一つ新しい事業者が登場しました。
「Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)」です。運営事業者やサービスの内容を紹介します。
<目次>
サービスの特徴
Mr.FUNDMAKERは「不動産投資型クラウドファンディング」のサービスです。
不動産投資型クラウドファンディングとは、通常多くの資金が必要な不動産投資を小口・短期間から行うことのできる投資商品です。
(ただし不動産を直接所有するわけではなく、あくまでも不動産を対象とした出資なので、間接的な不動産投資ということになります)
不動産投資型クラウドファンディングではすでに多くのサービスが登場していますが、その中の一つとして今回、Mr.FUNDMAKERのサービスが立ち上がりました。
「1万円からの不動産投資」、「WEB完結」、「優先劣後方式による出資元本の保全」など、不動産投資型クラウドファンディングの特徴を備えたサービスとなっています。
運営事業者
Mr.FUNDMAKERの運営会社は、「Mr.LAND株式会社」。
不動産販売事業、不動産仲介事業や外国人向け不動産事業を行う、1988年設立・売上高約30億円の会社です。
ざっと検索をしてみたところ、特に処分歴などは見当たりませんでした。
Mr.LAND社は手広く不動産事業を行っていることから、投資家に顧客になってもらう活動の一環として、及びビジネスの多角化のため、今回クラウドファンディング事業を開始したものと考えられます。
不動産事業者が不動産投資型クラウドファンディングを開始する理由としては、標準的なものだと思います。
下記の通り、SUUMOの接客評価コメント(リンク先)によると、お客からの評判はおおむね好評のようです。
初回ファンド
Mr.FUNDMAKERでの記念すべき初回ファンドは、中古アパートです。
年明けの1/6から、募集が開始されます。
・【第1号】妙味ある小規模安定運用アパート
募集開始:2022/1/6 12:00~(先着順)
予定年利:8%
運用期間:6ヶ月
募集金額:1,190万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率30%
物件は、埼玉県戸田市下戸田にある築50年近い小規模アパート。
古い物件は素人が手を出すのは難しいのですが、管理運営を不動産事業者に任せておけるのが不動産投資型クラウドファンディングの良いところです。
なお物件は2021年11月現在、満室経営で滞納もない安定運用中とのことです。
案件の所感
今回の案件は築年数が古いとは言え、管理は不動産事業者に任せることができます。
さらに事業者が出資金の30%を劣後出資するので、6ヶ月の間に不動産価値が30%以上減少しなければ、出資元本は守られる可能性が高いです。
実質的にはかなり安全、と言えるのではないでしょうか。
さらに初回案件ということを考えても、安定性は高いと思われます。
2022年1月6日からの先着順となりますので、興味ある方は今のうちに会員登録をどうぞ。