不動産投資型クラウドファンディング、「ASSECLI(アセクリ)」から新しいファンドが登場しました。
今回は年利8%の案件、募集枠は大きいですが大激戦が確実と思われます。
<目次>
ASSECLIの紹介
ASSECLI(アセクリ)は、エボルゾーン社が運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
エボルゾーン社は、投資用不動産に関する様々な案件を扱っていましたが、その中で「不動産投資をもっと手軽に行えないか?」というニーズに答える形で、不動産投資型クラウドファンディングのサービスを始めたとのことです。
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www.sallowsl.com
不動産事業者がビジネスと顧客層の拡大に、小口投資が可能なクラウドファンディングに参入するのは良くある話です。
クラウドファンディングがコケれば本業の不動産業にも悪影響があるわけで、そういった意味では事業者と投資家の利害はある程度一致していると言えそうです。
足立区千住大橋事業用地#18ファンド 概略
ASSECLIで新たに募集が予告されているファンドを紹介します。
・足立区千住大橋事業用地#18ファンド
募集開始:1/14 18:00~(先着式)
予定年利:8%
運用期間:12ヶ月
募集金額:8,100万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率10%
足立区の事業用地を取得し、それを転売することでキャピタルゲインを得て配当に回す、という仕組みです。
募集金額は8,100万円と比較的大規模ですが、年利8%という高利率のため、かなりの激戦が予想されます。
以下、ファンドの内容や安全性について所感です。
ファンドの内容、安全性など
今回のファンドは、事業用地としての土地・建物を取得し運営するもの。
現時点ではデベロッパーから購入申込があり、この購入が成立した場合に年利8%が実現します。
他の不動産投資型クラウドファンディングと同様、今回の案件でも優先劣後方式(*)があります。その劣後割合は10%。
*事業者が投資家と同じ案件に投資し、万が一の損失の場合は事業者から損失を受ける方式
当初の事業計画が遂行できない場合、エボルゾーン社による買い取りも選択肢に入っています。その場合は年利8%が維持できるかどうかは分かりませんが、元本の安全性はある程度担保できるものと思われます。
ということで、私も参戦する予定です。