2021年の10月にそれまでの会社を退職し、FIRE生活に入ったSALLOWです。
FIRE生活がどんな感じかというのはいずれまとめたいと思いますが、今のところそれほど感慨はないというか、思ったよりスムーズに心境が移行できている、という感じでしょうか。
今回は退職に伴う確定拠出年金の話題について。
<目次>
誤算、まだまだ知らないことが多い。
(公式サイトより引用)
私の元々勤めていた会社には、企業年金として確定給付年金(DB)と確定拠出年金(DC)の二つがありました。
このうちDB部分については、退職後1ヶ月弱で、退職金として一括で受け取り済。
残るDC部分については、退職に伴い企業年金から個人年金(iDeCo)へ移行する必要があったので、色々調べながら手続きを行ったのですが、実は加入を弾かれています。
弾かれた理由は簡単で、退職に伴う特例措置として国民年金の免除を申請し、全額免除になっているから。
この場合はiDeCoの利用者(掛金拠出者)になることはできないことを、すっかり忘れていました。
自動移換前に移管
企業型DCの加入資格を喪失(=退職)して6ヶ月の間、年金の移管などの手続きを行わないと、国民年金基金連合会への自動移換という手続きが行われます。
自動移換されると様々なデメリットがありますので、その前に年金資産を持ち運んでおかないといけません。
・(関連記事)確定拠出年金の自動移換|確定拠出年金のJIS&T
ということで調べてみると、国民年金の免除状態でiDeCoへの掛け金拠出ができなくとも、運用指図者(新たな掛け金を拠出しない)にはなれるということで、こちらの手続きを進めました。
ということで、無事移管完了。
楽天証券のサイトで、年金資金が表示できる状態になりました。
運用はできないけど、選択肢としてはOK
先の通り国民年金の免除決定がされている私の現状では、iDeCoでの運用や掛け金拠出をすることはできません。
そのため上記の通り、私の年金資産は全て「未指図資産」(年金資産のうち、配分の設定が行われていない資産)として表示されています。
このまま置いておくと月66円の手数料が取られますが、それは掛け金を拠出していても同じこと。
年金資産の運用ができないというデメリットを考えても、国民年金の全額免除を継続した方が総合的なメリットは高いと判断しました。
*全額免除された期間でも、半分は受け取ることが可能なため
来期以降、年金の免除状態が続けばそれで良し。
もし免除が受けられなければ、その時はiDeCoを運用すればそれで良し。なるべく免除を受けられる方向にアレンジをしていきますが、年金資産についてはこれで一安心といったところです。
(関連記事:日本における、必勝法の話)
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