事業支援型クラウドファンディングの「ロケットファンド」から、第2号ファンドが公開されました。
今回は廃業した温泉を利用した、デイサービス運営事業のファンドです。
<目次>
事業支援型クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングの類型(融資型とか不動産投資型とか)の一つに、「事業支援型」というものがあります。
事業支援型クラウドファンディングはその名の通り、集めた資金を企業の事業支援のために使うものです。
事業投資型は投資先の事業がうまくいくかどうかというリスクが明確に現れるため、この点が投資判断のキモになります。
この点ロケットファンドにおいては、
「企業に対して、営業力・経営力強化の指南を行い、事業性評価を行ったうえでプロジェクトを組成する」
という、相手企業の中にまで入って収益力を高める施策を同時に打つという特徴があります。
事業者であるロケットメイカーズ社はもともと、挑戦企業の開発・プロデュースコンサルティングをやってきた背景があり、このビジネスの延長線上としてクラウドファンディングに参入しています。
ロケットファンドの詳細については、こちらも記事も参考にしてください。
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米寿温泉デイサービス運営事業ファンド
ロケットファンドの2号案件は、「米寿温泉デイサービス運営事業ファンド」です。
・米寿温泉デイサービス運営事業ファンド
募集期間:~3/18
予定年利:5.27%
運用期間:37ヶ月
募集金額:1,000万円(1口10万円)
青森県上北郡おいらせ町にあった温泉施設「米寿温泉」を賃借し、軽度介護認定者向けデイサービス施設にリノベーションするというファンドです。
高齢化が進む現代において、施設リノベにより地域の介護予防拠点として機能させる側面のみならず、地域の温泉資源をデイサービスとして復活させることで事業承継するという社会的側面もあります。
米寿温泉を少し調べてみましたが、ぬるめの塩化物泉が掛け流しの公衆浴場とのこと。温泉好きとしては気になる施設なだけに、事業承継が行われるのなら喜ばしいことだと思います。
スキームと分配
今回の対象はデイサービスなので、主な収入源は介護報酬となります。
そのためいかに地元のニーズを取り込み、ケアマネージャーを介した介護認定者の安定的利用を促進するかが重要になってくるのですが、ロケットメイカーズ社による事前の取り組み・審査の結果、マーケットが十分にあり収益性が見込めることが確認されているとのことです。
投資期間における売上計画は1億3,161万円。出資金が回収できる売上は1億円です。
私はもう少し内容を調べて、投資を検討しようと思います。調べた内容はまた記事で紹介します。
事業支援型クラウドファンディングは、ECF(株式投資型クラウドファンディング)とはまた異なる企業にアプローチできる投資手段。
興味がある方は、記事内の高校リンクから登録・投資を検討いただければ幸いです。
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