不動産投資型クラウドファンディングの話題です。
ミライノベート社の関係会社が運営する「大家.com」の次回案件は、先着式でも抽選式でもない方法で募集されます。
＜目次＞
大家どっとこむ37号案件
大家.comから次回募集される案件の概略です。
・大家どっとこむ37号案件
募集期間：4/15 12:00～4/22 12:00（抽選式・後入金）
予定年利：3.5%
運用期間：12ヶ月
募集金額：9,900万円
保全など：優先劣後方式 劣後比率10%
新宿区四谷にある、事業者（グローベルス）が所有する「クイーンズコートオークラ」の中古区分マンションのうち、3部屋が投資対象になります。
予定年利の3.5%はインカムゲイン（賃料収入）のみであり、キャピタルゲインは含まれていません。現在は3部屋ともに満室ですが、もし1部屋でも空きが出た場合はグローベルスが買い取るとのこと。
案件情報には「グローベルス社で査定した金額で買取」と書いてあり、元本欠損なく買取される可能性がきわめて高いと思われます（もちろん、絶対はありませんが）。
先着でも抽選でもない、「比例配分方式」
本案件の大きな特徴は、先着方式でも抽選方式でもない「比例配分方式による募集」が行われる点です。
本案件は4/15～4/22までの期間で募集が行われ、最終的に投資できる金額は、全体でいくらの応募があったかによって左右されます。
数式で言えば、「（投資可能金額）＝（投資申込金額）×（9,900万円÷全体応募金額）」です。
例えば全体で1億9,800万円（募集枠の2倍）の金額が集まった場合、自分が申し込んだ金額の半分が実投資金額になるわけです。
＊申込割合が一定の割合を超えた場合、募集期間が短くなることがあるそうです
どんな募集方式が良いのかは人それぞれ意見があるでしょうが、私はこの方式には好評価です。
「クラウド（群衆）ファンディング」である以上、可能な限り多くの人に投資機会を与えるのが筋であり、先着方式で数少ない投資家に案件が寡占されるのは好ましくありません。
かと言って抽選式は抽選式で弊害がありますから、比例配分方式というのはその両者の折衷案になると考えます。
案件のポイントとキャンペーン
今回の案件を始め大家.comの案件に投資をするなら、親会社のミライノベート社の株を買うことが選択肢に入ります。
ミライノベート社の株式を100株以上保有し、3月末の株主名簿に記載されると、投資額の1％（ただし最低投資額の20%まで：1口10万円なら2万円まで）がキャッシュバックされるからです。
ミライノベート社の株価はぱっとしませんが、100株でも2万円前後なので、大家.comでの投資を考えるならモトは取れると思います。
また本案件に20万円以上投資すると、新投資応援キャンペーンとして10,000円のプレゼントがあります。
同様のキャンペーンが行われていた前回36号案件では「2021年に実施した投資応援キャンペーン対象者は除く」という表記だったのが、今回は「これまでに対象となった方も対象となります」という表記に変わっていることから、おそらく年度が変わったことでリセットされたのでしょう。
大家.comでは、新規登録でAmazonギフト1,000円分がもらえるキャンペーンも2022年12月まで実施中。上場会社が母体となる不動産の小口投資に興味がある方は、この機会にどうぞ！
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