不動産投資型クラウドファンディングの「ちょこっと不動産」の案件紹介です。
今回は不動産の差益が利益となる「キャピタル型」ですが、すでに売買契約締結済の短期案件となります。
<目次>
事業者の情報について
ちょこっと不動産を運営するのは、不動産事業者の「株式会社良栄」です。
良栄社は平成4年に開業、令和元年に不動産特定共同事業の許可を受けました。
事業内容は、不動産の開発事業、賃貸事業、そしてファンド事業。
直近の経常利益は約6億円です。
ちょこっと不動産13号
新たに「ちょこっと不動産」で募集されるのは、「ちょこっと不動産13号 大田区山王」案件です。
・ちょこっと不動産13号
募集期間:5/19 12:30~(先着式・後入金)
予定年利:4.0%
運用期間:4ヶ月
募集金額:3,700万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率30%
対象不動産は借地権付の新築分譲住宅で、戸建て住宅を新築の上で売却し、元利を償還するキャピタル型のファンド。
キャピタル型のファンドは、分配の原資が売却益であるために「売却がうまくいかない」というリスクを抱える可能性がありますが、本案件は売買契約締結済であることからリスクはかなり限定的です。
早期償還の可能性が高い案件
本案件は2022/6/10から約4ヶ月(~2022/9/30)の運用条件となっていますが、実際は
・2022年4月24日に売買契約を締結済
・建物は2022年7月に完成予定、決済日は2022年7月28日
であることから、順調にいけば2022年7月末に早期償還される可能性が高い案件です。
早期償還が起きた場合はその分だけ利息は減りますが、「入金~運用開始」と「運用終了~償還」を足した資金の待機期間が短くなるわけではないので、資金拘束期間に対する実質利率は下がってしまうことには注意が必要だと思います。
まとめて言うと、EXITが見えているためリスクは限定的ながら、リターンも大きくは見込めない案件ということになるかと思います。