福岡県を地場とする「えんHD社」が運営する、「えんFunding」の話題です。
えんFunding11号の内容、そしてこれまでの利率の変遷について紹介します。
<目次>
えんFunding11号の概略
6/1から募集開始になる、えんFunding11号の概略は以下の通りです。
・えんfunding 第11号ファンド
募集開始:6/1 9:00~6/8 23:59(抽選式・後入金)
予定年利:5.4%
運用期間:6ヶ月
募集金額:1,376万円(1口1万円~、一人上限100万円)
保全など:優先劣後方式 劣後比率20%
募集は抽選式・後入金、一口1万円で一人最大100万円。
営業者であるえんホールディングスが、福岡市内を中心に展開する自社ブランドマンション「エンクレスト」の区分所有が投資対象となります。
私は少しだけ福岡には地縁があるのですが、えんHDは積極的に宣伝を出していて有名な会社、という印象です。
投資対象物件
対象となっている物件は「エンクレスト薬院LUCE」。
福岡市中央区薬院2丁目、地下鉄薬院大通駅から徒歩6分のところにある物件です。
ちょっと歩きますが地下鉄「赤坂」も徒歩圏内であり、福岡市で地下鉄が近いのであれば立地としては問題ありません。
竣工2009年10月と比較的築浅で、劣後出資も20%。
自社物件の一部をファンド化しているということは、運用終了後はえんHDの資産に戻すということが予想され、EXIT先を心配することはなさそうです。これらのことから、安全性は比較的高い案件と言えそうです。
開店セールは終了でしょうか
ここ最近のえんFundingは下記の通り、案件の利率低下が顕著に見られます。
こうなると改悪だと騒ぎ立てる声が出てきそうですが、むしろえんFundingの好立地案件を考えれば、今までが開店セールだっただけでしょう。
投資家側には投資する/しないの自由があるのですから、自分で良いと思うものに投資すればいいだけ。自分に都合の悪い案件が出たのなら黙って投資しなければ良く、騒ぎ立てるのはクレーマーの類だと思ってます。
個人的にはこのくらい落ち着いた利率でいいので、複数の区分所有を対象にするなどもう少し大型の案件があれば嬉しいところです。後はできれば先着式プリーズ。